【書評:1346冊目】好きなことだけで食べていく(Kage)

【好きなこと×ビジネス】
似顔絵画家・Kage氏が、「好きなことだけで食べていく」現実をいい面も悪い面もあきらかにしながら、「好き」をビジネスにする方法を指南する一冊。「好き」は続ける力を授けてくれる。

■この本の紹介文

あなたの好きなこと。
どれだけ仕事で表現できていますか?

 

本書は、好きな絵を描き続けて年商8億円になった似顔絵画家の著者が、「好きなことで食べていく」ために必要な極意を指南する一冊。

 

「好きなことで食べていく」。
この言葉を聞くと、「理想主義だよ」「現実逃避している」などとネガティブな反応をしてしまうことがあります。

 

この反応の裏には、「好きなことで食べている人」への”嫉妬”があるのではないでしょうか。
要するに、誰もが好きなことで食べていきたいという願望を持っているのです。

 

願望があるのであれば、それを目指すべきです。
それが、自分らしい人生を展開する最良の選択だからです。

 

少しずつ「仕事=好きなこと」の方程式に近づけていきましょう。
そのためのヒントが詰まっている一冊です。

 

◆似顔絵描いてもらいたい!

■本がわかる!15の要約ポイント

作画時間が正確にわかれば、お客様に「ムダな待ち時間」ではなく「価値ある時間」を過ごしてもらうことができるのです。

 

一生懸命つくった商品を、1人でも多くの人に評価してもらい、少しでも高く買ってもらうためには、まずは見た目から信頼してもらうことです。

 

やりたいことが明確なのであれば頑張ってほしいところですが、「自由であるがゆえの不自由」をわかっているのかな、と心配になります。

 

仕事の意義をしっかり認識して、プロへの道を歩んでほしいと思います。

 

「何を見たときに心がときめくか」は人それぞれなのですから、自分の心の声に正直に耳を傾けて、自分の目指すべき方向を知ることです。

 

「これしかできない」よりも、「これだけできる」ほうが、お客様のニーズに応えられる確率が上がり、お客様の満足度も高くなることは間違いありません。

 

あきらめないで、満足しないで、続けられる人が一流になれるのです。

 

自分の目標を達成するため、自分の情熱を形にするため、自分に何ができるかを考えて具体的な行動を起こし、それを毎日積み重ねていく。

 

理想を実現させるには、情熱が大切であるとつくづく感じます。

 

やりたいことをするには、自分で目的を明確にし、それを叶える目標を設定し、実行していく必要があります。
これが経営です。

 

自分のかなえたい夢に向けて、まずは「理念」「志」をしっかりと持つ。
「理念」「志」がはっきりしたら、迷うことなく技術を磨き、お客様と向き合い、仕事に邁進する。
それだけです。

 

売れる商品に共通することは3つあります。
「良いもの」が「早く」「安く」手に入ることです。

 

「どんなに時間がかかっても、信頼を得るまでやり続けるしかない」

 

「いいことをしよう」とか、「そこから仕事をもらおう」という気持ちではなく、「自分の仕事で人に喜んでもらうことがうれしい」という、ごくシンプルな考え方でやっていると、結果、いろいろな出会いが生まれ、その中から信頼が得られ、自分の価値を高めることに繋がっていきます。

 

何もやらなければ何も生まれなかったけれど、チャレンジしたことによって、成功の経験値も失敗の経験値も上がるのです。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1346-1】仕事の意義をしっかりと認識する

【1346-2】諦めず、満足せず、続ける

【1346-3】人に喜んでもらうために仕事をする

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】好きなことだけで食べていく
【著者名】Kage著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2018/11/10
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード稼ぐ力ビジネスモデル働き方
【頁 数】216ページ
【目 次】
第1章 なぜ絵描きの僕が会社をつくることになったのか
第2章 絵を描いて食べていくために
第3章 あきらめの悪いアーティストたちの物語
第4章 技術を活かして好きなことのプロになる
  第5章 可能性を広げる 笑顔が広がる

 

この本が、あなたを変える!

 

Kageさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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