- 2014-1-9
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- ★★☆☆☆, 仕事力を磨きたい人向け, 高岡浩三
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【1日がなんとなく過ぎてしまう人向け】伝説の「受験にキットカット」キャンペーンを生んだ男・高岡浩三氏の倍速人生論。「何事も、期限を決めてやることで、成功に近づく」区切ることで人が変わる極意とは?
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■書籍情報
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【書籍名】逆算力 成功したけりゃ人生の〆切を決めろ
【著者名】高岡浩三
【出版社】日経BP社
【出版日】2013/4/11
【推薦度】★★☆☆☆
【対象者】仕事力を磨きたい人向け
【頁 数】216ページ
【目 次】
はじめに
第1章 42歳で死ぬと思えば何でもできる
第2章 最強の「サラリーマン」を目指せ
第3章 「受験にキットカット」が生まれた秘密
第4章 ネスレの強さと日本復活の条件
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■1分間紹介文
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本日ご紹介するのは、「逆算力」に関する一冊。
著者は、高岡浩三さん。
ネスレ日本で日本人初の生え抜き社長に抜擢された方として著名。
「受験にキットカット」キャンペーンを仕掛けたことでも有名。
本書のメッセージは、
『人生の終わり(=死)から逆算して人生を考えろ』
この一語につきます。
人はいつか死ぬと理解はしていても、死というのを漠然と未来のこととしてあまり意識せず生活している人がほとんどだと思います。
しかし、著者は父と祖父が42歳で鬼籍に入ったことで、42歳を人生の〆切として生きることを強烈に意識しました。
その過程で生まれた『逆算』という力。
あえて自分で人生を区切ることで生まれる自らのパワー。
このパワーは誰でも備わっているもの。
ぜひ本書で自らのパワーを引き出し、密度の濃い人生にしたい。
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■Key Phrase(気に入った一文)
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リーダーシップとは、周囲とコミュニケーションを取って主体的に問題を解決する力のこと
人の5分の1、10分の1の時間でうまくなるためにどうするか、一生懸命考え続ける
「大企業に入れば安心」という考え方が幻想になった今、仕事は「自分は何をしたいのか」という「志」で選ばなければならない。
私はネスカフェのように誰でも売れる商品を売ってもしようがない、勲章にも何もならない、と考えていました。上司や先輩にも「ネスカフェは売れて当たり前。マギーブイヨンを売ってこないと認めない」といったことを言われていました。それなら、ネスカフェももちろん売るけれども、売れないマギーブイヨンをとにかく日本一売る新入社員になろうと思って、いろいろと動き始めたのです。それが入社直後の23歳、24歳の頃でした。
私は仕事をする上で常にそれまでのルールを変えること、つまり「チェンジ・ザ・ルール」を考えています。
自分がやりたいことを成し遂げるためには、やりたくない仕事をやらなければならない時もあるのです。
どのような上司であっても評価される人間になるということに加えて、ほかの部署の人たちにも評価されるようになるということも大事(中略)「あいつが欲しい」と言われるような存在にならないといけません。
本来の価値とは次元の異なる価値を生み出せば、圧倒的なブランドになる。
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■Take Action(実践ポイント)
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【14-0027】人の1/5、1/10の時間でうまくなる方法はないか、考え続ける
【14-0026】ルールは変えられないか、この視点を持つ
【14-0025】どんな人からも評価される人間を目指す
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■今回のまとめ
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あなたは、終わりから逆算したら、今何をしてないといけない人ですか?
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
冷え込んだ一日。
帰宅時に一瞬雪に出会いました^^
しかし、寒い。。。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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高岡浩三さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。