考えがあるから、悩むのだ。
考えがあるなら、試してみればいい。
悩んでいる状態。
これはどういう状態をいうのか、考えてみてほしい。
思うに、選択肢があるときに、人は悩む。
どちらを選べばいいか考えあぐねて、人は悩むのだ。
さらに考えると、もう1つ気づくことがある。
選びたい選択肢は決まっているが、それに対して自信がもてないとき、人は悩むということに。
選択肢に対して、何も考えがなければ、悩むとは言わない。
なんと言うか、そう、迷うだ。
迷うと悩むはこのように違うのだ。
悩みの正体とは、自分の選んだ選択肢に自信がない状態なのだ。
悩むのは、モヤモヤするし、イライラもする。
一刻も早く脱したいと誰もが思うだろう。
どうすれば、悩む状態を脱せられるのか?
それは、自分が選んだ選択肢のとおり、行動することだ。
これ以外に、方法はない。
自信のあるなしなど関係ないのだ。
なぜなら、一点の曇りもなく「これだ!」と選択できることなどないからだ。
どんな選択肢を選んだとしても、不安は付きまとうものだ。
付きまとってくるなら、そういうものだと割り切るしかない。
おまけみたいなものだ。
仮に、自分が選択した後に、「違うかも?」と思っても気にしないことだ。
目の前の選択肢から、また選べばいいのだ。
人は、生まれてから死ぬまで、絶えず選択をくり返している。
そう思えば、目の前の1回の選択など、なんてことはないと思えてくる。
それより、悩み立ち止まってしまうことの方が、はるかに悪影響だ。
絶えず選択する生き物である人間が、選択することを躊躇ってしまう。
これは、ある意味心臓が止まってしまうことと同義である。
だから、悩む状態になったら、自分の選んだ選択肢のとおりに進もう。
無限にある選択の中のたった1回である。
なにも考えずに、自分の直感を信じて選び進めばいいのだ。
悩んでいると思ったら、自分の選択に耳を傾けよう。
そして、その選択を尊重し、進んでいこう。
それが人生を生きるということなのだ。
選択を躊躇うことなかれ。
考えがあるから、悩むのだ。
考えがあるなら、試してみればいい。
了。
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