【シェア読書:492冊目】入社1年目で頭角を現す人、沈む人(山口伸一)

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【若手の成長促進剤】セミナー業界の名物プロデューサー・山口伸一氏が、入社1年目から頭角を現わすために、身につけておくべき55のルールをまとめた一冊。その他大勢にならないための処方箋、いりませんか?






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書籍情報
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【書籍名】入社1年目で頭角を現す人、沈む人
【著者名】山口伸一
【出版社】ぱる出版
【出版日】2015/1/23
【推薦度】★★★☆☆
【頁 数】224ページ

 

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本書を読む理由
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・参加イベントに山口さんがいらっしゃるので事前準備のため

 

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本書から得たいもの
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・自分の働き方のセルフチェック

・自分の後輩にアドバイスできること

 

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1分間紹介文
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すぐ戦力として頭角を現す人。
その他大勢に沈んでしまう人。
この差は、一体どこから生まれるのでしょうか?

 

本書は、これから社会人へなろうとしている皆さん、あるいは新入社員の皆さんにその心得や常識を伝授し
、好スタートを切ってもらうことを目的とした、社会人・新入社員向けのオリエンテーション本。

 

好スタートを切るために、理解し、実践し、自分のモノにするべきルールは55個。受験の時に覚えた英単語はいくつでしたか?それに比べれば、55個は非常に少ないですよね。

 

少ないからこそ、何度も何度も反復し、自分のモノになるまで、本書と対話をしてください。本書が物足りなく感じてくればしめたもの。さらにより詳しい本と対話を始めるサインです。

 

こうした前向きなサイクルを作り出すことが、アナタが頭角を現す時期をドンドン早めてくれます。それをアナタ自身が体感することこそ、本書最大の価値。

 

著者は、山口伸一さん。
SMBCコンサルティングにて数々の実績を上げられ、大勢の人気セミナー講師を発掘・実績してきた名物プロデューサーとしてご活躍。
特に22年間に渡り、新入社員セミナーで実績を挙げられてきた新入社員教育のスペシャリストという点が、本書にリアリティーと納得感を与えます。

 

語られる、長年、新入社員と接してきて見えてくる原理原則の数々。
読んでいると必ず感じるでしょう。「この程度でいいの?」というシンプルさに。

 

でも、問いかけてください。
「知っている」のと「出来ている」との差は、雲泥の差であることを。

 

当たり前を当たり前にこなすことの重要性を、読みながら、実践しながら感じられれば、山口さんも大変喜ばれることでしょう。

 

「知っている」から「出来る」への脱皮の本
さぁ、読む準備はできましたか?

 

入社1年目で頭角を現す人、沈む人

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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「知っている」と「できている」には大きな差があります

 

1人でならとても無理に思える難題もチームが集まり、知恵を出し合えば解決の糸口が見えてきます

 

あなたは会社員の前に1人の人間、住民、社会人であるべきです。お客様も大切ですが、家族、同僚、上司、関係会社、銀行、地域の住民の方に迷惑をかけず、仲良く協力して生きていくことが大事

 

お客様はお金を払う以上、結果を求めているのであり、結果を出さないと「できない理由」は聞いてくれない

 

上司や先輩は学校の先生と違い、教えるプロではありません。教え方は下手で、自己流です。理解できなければ教え方でなく、教わるあなたが悪いのです

 

他人のせいではなく、「自分の人生は100%自分で責任を持つ」というのが基本

 

これで、あなたも苦手な人の前や気持ちが沈んでいるときでも表情をコントロールすることができるようになります。それは、目の前の人を「命の恩人」として想像することです

 

●タレントも実践している聞き方4つのテクニック
(1)目線を合わせる
(2)うなずき、相づちを適度に入れる
(3)途中でさえぎらず、最後まで聞く
(4)要約し、共感する

 

●PREP法
P(Point、結論):まずは、結論をわかりやすく伝える
R(Reason、理由):結論に至った理由を説明
E(Evidence、証拠):その証拠を示す
P(Point、結論):まとめとして結論を再度、強調する

 

●大切なのは整理・整頓・清掃の5S
整理:必要なモノと不要なモノを分け、不要なモノを処分すること
整頓:必要なモノの置き場所を決め、使ったら、元に戻すこと
清掃:周囲や持ち物を掃除する
清潔:いつもきれいな状態を保つこと
躾 :5Sのルールを守り、自然と職場がきれいになるようにする

 

自分の将来を考えて時間とお金を投資する

 

●仕事の流れの基本はO-PDCI
O:Order(命令)
P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(検討)
I:Inform(報告)(Action、改善)

 

実行はすぐやることが大切です。計画がどんなに優れていても実行しなければ、何にもなりません

 

「日本が一番」と外にも出ず、海外の変化や良さを認めようとしなければ、近いうちにこの快適さのつけを払うときが来るのではと心配

 

「どうしたら、いいか」常にこう考える癖をつけ、「よーし、やってやろうじゃないか」と気合いを入れて、前を見て進みましょう

 

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Take Action(実践ポイント)
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【15-0099】「どうすれば出来るか」で常に物事を考える

 

【15-0098】自分の人生に100%の責任を持つ

 

【15-0097】1人の人間、住民、社会人としての自覚を持つ

 

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今日の一言
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1年後の笑顔のために、今自分がやるべきことは?

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

今日の横浜は、1日冷たい雨。
夕方以降は強雨となり、心身ともに冷やされました。

こんな時こそ、近所の人などといつも以上に一声かけ合えば、
心暖かに帰宅できますね♪

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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入社1年目で頭角を現す人、沈む人

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山口伸一さん、優しい一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間08分
通勤電車で集中して。

 






 

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