【読書ノート】部下がきちんと動くリーダーの伝え方(吉田幸弘)

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【本からの学びシェア】「部下がきちんと動くリーダーの伝え方(吉田幸弘)」を読み終えて、感じたことや考えたことをまとめる。「伝え方」を間違わないための55個のポイントを、豊富な事例ともに解説する。

 

本日のキーワード:伝える人間関係吉田幸弘

 

話す前に「要するに」のひと言でこれから話すことをまとめられるようにしておく

脈略のない話を聞かされるほど、ストレスを感じることはない。

「この人は結局何が言いたいんだろう?」と思ってもらえているうちはいいが、「何を言っているか分からないから適当に聞いていればいいか」と思われたらお互いにとって最悪だ。

お笑い芸人のように、完璧なオチをつける必要はない。最低限、「今何について話しているのか」を相手が分かる状態にしておくことが重要である。

この点で役立つのが、「要するに」のひと言で話をまとめられるようにしておくことだ。

「要するに○○」と1フレーズで伝えられば相手も理解しやすい。

さらに、「要するに」とまとめるためには自分の頭の中が整理できていなければならない。

結果、伝える内容も体系立てて話せるように自然になってくるからだ。

何かを伝える前に、「要するに」を自分に投げかけてみよう。

 

「なぜ、ミスしたんだ?」といった「人」を責める聞き方もよくありません。ミスした原因は何だったかと、「事象」について聞かなければならない

起きてしまった失敗は決して消せない。だから、なぜ失敗したんだ!と言われても、相手の心には響かない。

「どうして失敗は起きてしまったと思う?」こう聞かれると、相手は答えざるをえない。

当然考えなければ答えは出てこないわけだから、自然に失敗と向き合い始めることができる。これが真の意味で反省を促すことに繋がるのだ。

感情的に怒るのは、自分の気持ちを吐き出しているに過ぎない。そんなものをぶつけられても相手は閉口するだけだ。そこをグッとこらえて、同じ失敗を繰り返さないために、相手に考えさせる問いを投げかける。

相手に気づかせるにはどうすればいいか?ここを意識したい。

 

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●褒め上手になるための5つのポイント
1.具体的事実を褒める
2.肯定的な相づちを打つ
3.成長を褒める
4.年上の部下や気難しそうな部下には質問しながら褒める
5.数字を使って褒める

この5つを読むと、”褒めるときは具体的であるべき”というキーワードが浮かぶ。

「よくやった!」と肩を叩いて褒めても、思っている人ほど相手の心には響いていないのかもしれない。

「ここの、こういうところが凄いと思った」「前はうまくできなかったのに、今回はできたね!」「前回は60点だったのに、今回は95点だね!」など、どういう基準で褒めているのかを相手に伝えることが重要だということだ。

誰もが「承認欲求」というものを持っている。だから、単純に褒められても嬉しい気持ちは湧く。しかし、褒めている気持ちを最大限に受け取ってほしいのであれば、より具体的かつ客観的な視点で伝えることを意識しよう。

そして、具体的であるためには、日頃から相手のことをきちんと見ていなければならない。全く知らない人をいきなり褒めることができないように。

そう、褒められた相手は、褒められたという事実+いつも自分のことを見てくれているのだ、という気持ちが感じられることで、あなたの褒めた言葉を心の底から嬉しいと受け取ってくれるのだ。

いつもあなたを見ていますよという気持ちをプラスして「褒める」を伝えるようにしよう。

 

リーダー側の「分かりやすい」は、部下の「分かりやすい」では決してありません。

改めて言うまでもなく、同じものを見ていても、あなたと伝えたい相手の認識が同じであることは決してない。

しかしながら、同じ仕事をしていたり同じ組織にいたりするうちに、そのことを知らず知らずにお互いが忘れてしまい、最悪、大きなミスであったり人間関係に亀裂が入ったりしてしまうのだ。

これはあまりにももったいないことだ。互いに相手の認識は違うかもしれないということをちょっと意識するだけで防げることなのだから。

「あれ」やっておいて、「それ」は「いつも」通りで、などの抽象的な単語は極力使わないようにしよう。

お互いが本当の意味で分かり合えた関係になったときに、自然に使われるべきものなのだから。

相手と自分の認識は違っているんだ。これをいつも心に留めおこう。

 

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

 

本日の学びはこちらの一冊より。
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書評記事は、【シェア読書:620冊目】部下がきちんと動くリーダーの伝え方(吉田幸弘)

photo credit: Attendees via photopin (license)

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