【思考力の強化ガイド】イノベーションの専門家:ポール・スローン氏が、思考力を伸ばす30の習慣が身につく脳トレーニング法を、ガイド的に収録する。まずは、自分の中の常識を一旦忘れることからはじめよう!
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■書籍情報
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【書籍名】ポール・スローンの思考力を鍛える30の習慣
【著者名】ポール・スローン
【出版社】二見書房
【出版日】2011/1/11
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】考える力を身につけたいときに
【頁 数】254ページ
【目 次】
なぜ考えかたを変えるのか
反対のことを考える
思い込みと向き合う
問題を分析する
問う
組み合わせる
平行思考
創造的に考える
水平的に考える
ほかの人が考えないことを考える
他
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■本書を読む理由
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自分の思考力に偏りがないか
30の習慣に触れれば気づきを得られると思ったから
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■1分間紹介文
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あなたは自分の考え方が正しいと証明できますか?
著者は、ポール・スローンさん。
英IBM社のトップセールスマンとして活躍後、水平思考、イノベーションの専門家として国際的経営
コンサルティング会社デスティネーション・イノベーションを創設。いままでに17冊の著作があり、世
界で累計200万部以上を売り上げる。
証明できますか?と言われれば答えに困ると思いますが、自分の考えは概ねみんなと同じだから大丈夫だろう、と思った方にオススメな一冊。
本書は、時代の移り変わりが激しい現代社会を生きる私たちは、思考のトレーニングを受け直す必要があると説く一冊。学び直すべき30の習慣をガイドブック的に収録。実践すべき点を各習慣ごとに提示している点が特徴。
人生を楽しくする「思考の達人」への道。
あなたも、踏み出してみませんか?
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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「思い込んでいいのは、一般に信じられていることはすべてまちがいということだけだ」
答えに注意深く耳を傾ければ、さらに別の質問が思い浮かぶだろう。多くの場合、「それは、なぜ?」と問える。わたしたちはつい自分の意見や、感想や、結論や、提案を差し挟みたくなる。
「組み合わせたら、どうなるだろう?」と胸のなかでつぶやく習慣をつけよう。人と会って、商売の話になったら、互いの商売をどう組み合わせられるかを考えてみる。趣味の話になったら、互いの趣味をどう組み合わせられるかを考えてみる。
どうしたらいつもとはちがう見かたができるのか?そのためには自分の視点ではなく、他者の視点でもものごとを眺めてみよう。
●言葉を強化する方法
・いい辞書と類語辞典を持つ
・本を読む
・知らない言葉を逃さない
・書く、見直す、削る
・言葉で遊ぶ
・自分が話すのを聞いてみる
数字や計算や百分率を使いこなせるかどうか、比例や従属変数などの概念を理解しているかどうかで、ビジネスはぜんぜんちがってくる。また、数学が苦手という人は思考のツールをひとつ失うだけでなく、数学の力や美しさを知ることもできない。
確率についての本は多数出版されている。それらを読めば、ここで簡単に紹介したものよりさらに驚くべき確率の世界を知ることができるだろう。
●会話の能力を磨く方法
・質問をする
・聞く
・褒める
・最新の情報を仕入れておく
・ユーモアを交える
・はきはきと話す
・会話を楽しむ
●議論に勝つためにやるべきこと
・冷静になる
・裏付けとなる事実を示す
・質問をする
・論理を使う
・高次の価値観に訴える
・注意深く聞く
・たとえを使う
・いい指摘はすなおに認める
・相手を知る
・両者が勝者となれる道を探る
新しい経験には、実験や冒険や賭けがともなう。それをいやがる人も多い。そういう人は既知の世界に留まろうとする。既知の世界に留まっていれば、安全だが、成長はできない。新しい経験はすべて、新しいことを学ぶチャンスになる。
誰のなかにも、物語はある。それを適切な場面で、じょうずに語れれば、聞く者に人生のヒントを与えられるかもしれない。自分をさらけ出すことを恐れず、自分の思いや弱さも包み隠さず話そう。誠実な気持ちからそうするなら、深い尊敬や共感を得られるだろう。
●ポジティブシンキング本で説かれていること
(1)自分を信じる
(2)明確な目標を立てる
(3)成功した自分の姿を思い描く
(4)自分の人生の所有者となり、責任者となる
(5)自分に語りかける
(6)ネガティブな考えを排除する
(7)前向きな人間と付き合う
(8)自分がいかに恵まれているかを考える
(9)肯定的な面を見つける
(10)リラックスし、人生を楽しむ
(11)ふりをする
目標を紙に書く人のほうが、そうしない人より、目標を達成できる確率は高い
●脳を強化する4つのアドバイス
(1)知らない分野の勉強をする
(2)瞑想したり、考えにふけったりする
(3)ものをじっと観察したり、描写したりする
(4)想像をする
※各1日30分ずつおこなうことを推奨
脳は訓練や、挑戦や、刺激を必要としている
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■Take Action(実践ポイント)
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【588-1】「それは、なぜ?」と問いかける習慣をつける
【588-2】「どうしたらいつもとはちがう見かたができるのか?」と問いかける習慣をつける
【588-3】目標は紙に書き出す
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■今回のまとめ
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思考力が高まれば、人生が楽しい!
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
お盆休みも開けましたね。
まだまだ残暑が厳しいですが、
体調に気をつけて楽しみましょう!!
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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ポール・スローンさん、分かりやすい一冊をありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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01時間16分。
通勤時間にて。
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