
【自分に合う「続け方」が分かる!】
人財育成コンサルタント・吉田幸弘氏が、『すごい継続力』と題して、続かないのは続け方が合っていないからだと提起し、診断テストを用いた6つの性格タイプ別に「続け方」を指南する一冊。
■書籍の紹介文
決めたことを継続する。
それは、あなたにとって得意なことですか?苦手なことですか?
本書は、「診断テスト」を用いて性格別に6つのタイプに分類し、タイプごとに「新しい行動」と「やめたい行動」の両面から、継続する力の磨き方を解説する一冊。
まずは、第1章に収録されている「診断テスト」をやってみてください。
自分にどのタイプの傾向があるのかがわかるようになっています。
ただ、実施には注意が必要です。
それは、テスト結果をみて「自分はこのタイプだ!」と決めつけ、タイプに自分をはめ込もうとしないことです。
あくまで”傾向”を認識するためにやるんだ、ということを意識しましょう。
ここを間違えてしまうと、最終目的である『継続力を身につけること』が達成できなくなってしまいます。
いうまでもなく、わたし達は生身の人間。
画一的な存在ではなく、その場その場で変化するグラデーションを持った存在です。
仕事のときは、このタイプの傾向が強いのか。
プライベートのときは、このタイプの傾向が強いのか。
これくらいの、良い意味で「気楽に」向き合うのが正しいように感じます。
ちなみに、わたしは「オオカミタイプとタカタイプ」の傾向が出てきました。
行動には、「はじめる」フェーズと「つづける」フェーズがあります。
それぞれのフェーズで必要になってくることも異なります。
著者は、このことをきちんと理解したうえでさまざまなノウハウを提供しています。
ゆえに、類書を読んだけどなかなかうまくいかないと悩む人にとって有用な書籍だとおもいます。
性格的なタイプを知ることは、自分に合った方法を知るのに役立ちます。
タイプ別の継続する仕組みを学ぶことは、挫折するリスクを減らしてくれます。
この2つが成立するということは、「うまくいった!」という成功体験をもたらしてくれることにつながります。
これはなによりも継続することのモチベーション(楽しさ、嬉しさ)をもたらしてくれます。
人生とは、それまでに積み上げたものが形になったもの。
良いものが積み上がれば幸せな人生に、悪いものが積み上がれば後悔する人生に。
ぜひ、本書を活用して「良いものを積み上げる」継続力を身につけていきましょう。
とても学びやすい(読むのを続けやすい)一冊です。
◆あなたの動物タイプは何ですか?

脳科学・心理学・行動経済学から導いたすごい継続力
吉田幸弘 飛鳥新社 2026-6-4
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■【要約】15個の抜粋ポイント
■性格別:6つのタイプ
A:チータータイプ(瞬発力に優れたスタートダッシュ型)
B:タカタイプ(高い視点で全体を見渡す完璧主義型)
C:ビーバータイプ(ルールと基準に忠実型)
D:サルタイプ(好奇心が強い気分屋型)
E:タコタイプ(興味の幅が非常に広い器用貧乏型)
F:オオカミタイプ(人に頼らない孤高のストイック型)
大切なのは、「どのタイプか」ではなく、「どの傾向が出ているか」に気づくことです。
その気づきが、無理なく続けるためのヒントになります。
チータータイプは、「最初にまとめてやる」のではなく、「毎日小さくやること」がポイント。
月1回の窓掃除が億劫なのに、毎日の歯磨きは続くのと同じ原理で、小さく長く継続することを意識しましょう。
タカタイプに必要なのは、さらに厳しいルールでも、完璧な基準でもありません。
一度途切れても戻れる設計です。
失敗の中から、できていた部分を拾い上げる視点と、行動量を評価する考え方の2つの視点を持つことで、タカタイプの真面目さは、継続を止めるブレーキではなく、長く積み上げるための強力なエンジンに変わります。
ビーバータイプに必要なのは、毎日の満点を目指すことではありません。
合格点で進む続ける視点です。
一度崩れても、「やり直せば良い」と考えられる余白を持つこと。
基準を守ることより、続けることを優先すること。
それが、ビーバータイプの力を最大限に活かすカギになります。
サルタイプに必要なのは、未来の具体的な目標と気分に頼らない仕組みです。
行動の先にある目的を明確にすること。
「気分が乗ったらやる」ではなく、迷わず始められる小さな行動を先に決めておくこと。
それらをコントロールできれば、サルタイプの行動力は継続の大きな武器になります。
タコタイプは感情の揺れにも影響を受けやすいタイプです。
イライラや落ち込みが続くと、「今日はもう何もできない」という状態に入りやすくなります。
そこでおすすめなのが、感情を切り替えるための小さな儀式を用意しておくことです。
オオカミタイプの強みは、努力できること、追い込めること、やり切る力があることです。
しかし、継続するためには、強さだけでは足りません。
見栄を捨て、簡単に始められる形を選び、必要であれば人に頼り、宣言し、支えを作ること。
そして、「続けられる自分」を守る余白を作ること。
それができたとき、オオカミタイプのストイックさは、短期で燃え尽きる力ではなく、長期で成果を積み上げる力へと変わっていきます。
私たちが無意識のうちに続けている行動には、必ずといっていいほど何らかの「ご褒美」が含まれています。
逆に言えば、続かない行動にはそのメリットが弱い、もしくは実感しにくいのです。
だからこそ、継続したい行動には、あらかじめ「ご褒美予約」しておきましょう。
人は自分の言ったことと行動が一致しないこと(言行不一致)を嫌う傾向があるとわかりました。
この心理をうまく利用して、続けることを宣言してみましょう。
SNSで発信しても良いし、身近な人に話しても良いです。
そんなシンプルな行動が、意外にも継続のトリガーになってくれます。
「結果が出たかどうか」ではなく、「一歩でも前に進んだか」という視点を持つことが大切です。
(略)
「この部分はできるようになった」「ここだけは習慣化した」など、小さな変化・進化で良いのです。
それが、結果が出ないときの自分の背中を押してくれるでしょう。
「やめる」を続けるには、希望よりも回避したい未来を使うこと。
これが、脳の仕組みに逆らわずに悪習慣を手放すための、現実的な方法です。
やめたい行動が起こりにくい場所に身を置いたり、誘惑が少ない場所を選んだりするだけで、悪習慣は驚くほど減っていくのです。
●ムダ使い(浪費グセ)を手放す3ステップ
STEP1:ムダ使いとなる「具体的習慣」を書き出す
STEP2:代替行動を決める
STEP3:継続できる仕組みを作り、実施する
継続は、完璧じゃなくて良い。
途中で止まっても良い。
やり方を変えても良い。
それでも、また戻ってくれば良い、ということです。
その積み重ねが、あなたの毎日を、これからの人生を、変えていくでしょう。
■【実践】3個の行動ポイント
【2224-1】「理想の状態」にこだわらず、「簡単に実行できること」にこだわる
【2224-2】やる気が起きないときのための「”小さな行動”リスト」を作成しておく
【2224-3】行動することで得られる「メリット(褒美)」を用意しておく
■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】脳科学・心理学・行動経済学から導いたすごい継続力
【著者名】吉田幸弘 ・ 著者情報
【出版社】飛鳥新社
【出版日】2026/6/4
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】続ける力を身につけたいときに
【キーワード】習慣術、ヤル気、苦手克服
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 あなたはどんな人?タイプ別診断で自分を知ろう
第2章 タイプ別に見る「続けにくさ」の理由
第3章 タイプ別に見るあなたに合った「続け方」
第4章 頑張らなくても続く「仕組み」とは
第5章 「やめる」を継続する
▼さっそくこの本を読む

脳科学・心理学・行動経済学から導いたすごい継続力
吉田幸弘 飛鳥新社 2026-6-4
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吉田幸弘さん、素敵な一冊をありがとうございました!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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