【書評:1287冊目】「成功本50冊」超読書術(水野俊哉)

【結局、成功本を読んで成功できるのか?】
作家・水野俊哉氏が、「成功本50冊」の内容を要約しながら、良書の選び方・読み方といった、その”超読書術”を伝授する一冊。成功本との付き合い方を改めて考えよう。

■この本の紹介文

成功本読んで、効果を実感したことがありますか?
こう聞かれて、あなたはなんと答えますか。

 

本書は、世界中の成功本やビジネス書を読破し、出版業界でも幅広い活躍をしている著者が、成功に近づく「成功本の読み方」を伝授する一冊。

 

ただ読んだだけでは、なにも変わりません。
ただ行動しただけでは、なにも変わりません。

 

つまり、そういうことです。
「読む」と「行動」がセットになって、はじめて成功本はあなたの味方になってくれるのです。

 

しかし、「読む」といっても無数に存在する本のどれを読めばいいのか。
多くの人が悩み、「読む」意欲を削がれています。

 

そこで、本書では”50冊”の本を紹介しています。
50冊の本の要約を見せながら、読み方・接し方・選び方を提示しています。

 

その内容は、まさに成功本に共通している成功の法則が丸分かりになっています。
したがって、効果的に「読む」ことができます。

 

あとは、あなたが「行動」して経験していくだけです。
この「行動」がない限り、「成功本なんて効果がない!」と嘆いて終わりになります。

 

もったいないのは、無味乾燥な印象を受けるつくりなことです。
読書に不慣れな人はやや読みにくく感じてしまうかもしれません。

 

ただ、書かれている内容と紹介されている本は素晴らしいです。
ぜひ、成功本のガイド役として活用してみてください。

 

◆成功本とのつき合い方がわかる。

■本がわかる!15の要約ポイント

●成功するために読んでおきたい!マストバイ成功本9冊
(1)金持ち父さん 貧乏父さん
(2)ユダヤ人大富豪の教え
(3)人を動かす[新装版]
(4)ザ・プロフィット
(5)7つの習慣
(6)道は開ける[新装版]
(7)影響力の武器[第二版]
(8)ビジョナリー・ピープル
(9)思考は現実化する

 

『道は開ける』は、『人を動かす』とともに座右の書として書棚にならべてほしい「読む精神安定剤」である。

 

常識的な生活を送っていては、成功するのは難しい。
まずはあなた自身が「常識」を捨て、「限界」を超え、「積極的な気持ち」で走り出さなければいけない 。
そのために「脳」「心理」「習慣」を変えよう。

 

神田昌典氏の数々の著作は、本田健氏の著作や「金持ち父さん」シリーズなどとならんで”仕組み作り”に成功している人たちのほとんどが、口をそろえて「参考にしている愛読書だ」と公言している。

 

筋肉は自分自身であり、筋トレをすれば目にみえて変化する様子を体得できる。
努力の結晶が着実に身体に表れていくことを実感できるのだ。
まさにその頑張っている自分を自分自身で客観的に評価できるからこそ、自尊心を育むことができる。
つまり、自信が勝手に生まれていくという仕組みだ。
(『筋トレが最強のソリューションである』)

 

自分が相手を「人」として扱っているか「モノ」のように扱っているかで相手は大きく態度を変えてしまうのだ。(『自分の小さな「箱」から脱出する方法』)

 

能力にあわせて作業を変え、その人にあわせて仕事を与えれば、その人の能力を最大限に発揮させることができる。
社員や取引先を大事にするということは、結果的に商品やサービスを提供している顧客を大事にすることにつながっていく。(『日本でいちばん大切にしたい会社』)

 

●独立の5条件
(1)努力をすれば大きくなる仕事であること
(2)誰もやっていない仕事であること
(3)人から後ろ指を刺されない仕事であること
(4)大義名分のある仕事であること
(5)前金も取れる仕事であること
(『世界のどこにもない会社を創る!』)

 

つい中身を知りたくなるような身近なテーマを取り扱っており、ご存じのとおりの大ベストセラーとなった。
(『スタバではグランデを買え!』)

 

顧客も関係者もヒントをほのめかすだけで、真の答えはもらえない。
そんなスタンスでマーケティングを行うことが重要なのだ。
(『100円のコーラを1000円で売る方法』)

 

企画書などにして人の目に触れさせることで、アイデアは自ら成長し始め、完成する。
(『アイデアのつくり方』)

 

「あなたが起業すれば、ほぼこの本に書かれているとおりになるでしょう」
(『成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語』)

 

百姓として、いろんな仕事をポートフェリオマネジメントすれば、コモディティになる余地がない。
(『日本再興戦略 (NewsPicks Book)』)

 

人間関係については、自分の周りの人はみんな自分になにかを教えたがっている、先生なのだという認識をもつことだ。
そう考えると苦手な人は最高の先生である。
(『神さまとのおしゃべり』)

 

●多くの成功本に共通する成功の法則ベスト10(一部抜粋)
第1位:必要な知識を身につけて、行動する
第2位:周りの人に感謝する
第5位:「目的」と「原因」と「結果」の世界を知る
第7位:夢・目標を立てて紙に書く
第10位:とにかく成功本を読む

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1287-1】紹介されている本を読む

【1287-2】本を読んだら、何か1つでも行動に移す

【1287-3】読書習慣を身につける

 

■ひと言まとめ

成功本を成功本とするのは、読み手次第。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】人生を勝ち抜く! 「成功本50冊」超読書術
【著者名】水野俊哉著者情報
出版社ゴマブックス
【出版日】2018/9/1
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養インプット
【頁 数】304ページ
【目 次】
1 成功本を読んで本当に成功した人物の物語
2 「成功本」50冊超読書術
3 本はこう読みなさい!成功法則ベスト10

 

この本が、あなたを変える!

 

水野俊哉さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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コメント

    • たか
    • 2018年 9月 22日 7:30am

    【1287-2】本を読んだら、何か1つでも行動に移す←実践ポイント3つのとこに、これおかしいでしょう。

    ただ読んでるだけで、全く行動してないんですか?

    それでは成長しませんよ!

      • 米山智裕
      • 2018年 9月 22日 11:21pm

      コメントありがとうございます。

      >ただ読んでるだけで、全く行動してないんですか?

      本を読んだとき、「読んで終わりにならないように、どれか1つでもいいので行動に移しましょう」という趣旨で【1287-2】を記載しております。

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