【シェア読書:701冊目】新企画(鈴木おさむ)

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【ウケる企画の作り方!】人気放送作家・鈴木おさむ氏が、テレビ・ネット・アプリなどメディアが多様化する現代において、いかに企画を考え、実現させるのか。本書を読めば、アイデアの生み出し方が見えてくる!

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書籍情報
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【書籍名】新企画
【著者名】鈴木おさむ
【出版社】幻冬舎
【出版日】2016/3/17
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】アイデア思考伝える
【頁 数】243ページ
【目 次】
第1章 一流の企画者になるには
第2章 「ヒット企画」と「普通の企画」の違い
第3章 天才型でなくてもアイデアマンになる方法
第4章 大ヒット企画を生むための逆転思考
第5章 アイデアよりも大切な「実現力」の伸ばし方

 

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1分間紹介文
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「右利きの人」と「左利きの人」がいます。
何かおもしろい企画を考えてください、と言われたらどうしますか?
「右利きの人と左利きの人・・・」と固まってしまう人にオススメな一冊。

 

著者は、鈴木おさむさん。
放送作家。
テレビの構成をメインに数々のヒット作を手掛ける。30歳の時に森三中の大島美幸さんと結婚。ドラマや映画の脚本、舞台の作・演出、ラジオパーソナリティ等様々な方面で活躍。

 

本書は、テレビを中心に数々のヒット企画を生み出してきた著者が、今現時点で思い浮かぶ22の新企画を大胆に公開し、そこに至る考え方や精神論を自ら解説することで、誰もが応用可能で実戦的な「驚異の企画力」を養う方法を学べる一冊

 

企画をつくるのは、才能ではなく「手法」。アイデアではなく「根性」。こうあっさり言いきってしまう小気味よさと、言いきれるだけの確固たるプロフェッショナリズムが感じられ、読んでいてワクワク感が止まらない。

 

世の中は飽和状態といわれて久しい。まったくの目新しい!というものに出会う機会はどんどん減っている。そんな中で人を惹きつけるにはどうすればいいのか。いま目の前にある”当たり前”に、どうやって新しい価値や役割を与えればいいのか。

 

22個の企画を読みながら、自分ならどうするか?と考えながら読むことで、あなたの企画力を磨くトレーニングが自然とできるだろう。

 

新しいことを考えるって、楽しくワクワクしませんか?

 

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押さえておきたい15のポイント
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出来ないモノには意外な理由があって、だからこそ、ある場所では咲けない花でも別の場所ではキレイに咲くことがある。この企画はどこで最も輝けるか。そういうことを常に意識するのは大切だと思う。

 

器を変える。ふと目に入ったもの。消しゴム、ペン、ライター。この器を変えたら新しく見えるかを考えるのも、小さなトレーニングとなります。皆さんも時間がある時にやってみましょう。

 

企画というのは制限があればあるほどおもしろい。

 

視聴者が「見る」理由を作ってあげるのはとても大変ですが、どうやって「期待」させるかを考えることは大きなヒントになります。

 

企画の背骨に「あるある」があるものは、跳ねやすいと思っている。
見ている人がその一点に共感出来るからだ。
(略)
ポジティブな「あるある」よりも、ネガティブな「あるある」のほうが視聴者はより共感しやすいと思っている。
(略)
「ネガティブあるある」のほうが、視聴者がそれを見た時に、上からの立場で見ることが出来る。視聴者を上から目線にさせてあげるのは大事なこと。

 

自分が今後もあまり一緒に仕事しないであろう職種の人と出会った時には、仲良くなって、ご飯に行ったりして、そこから自分が想像しなかった「今」を知るようにしている。

 

ただ、おもしろくないものを見ていると、急にふと思いつくことが多い。

 

自分の脳をいい検索エンジンにするには、やはり情報を入れなきゃいけないし、ある程度色んな情報が入らないと、検索ワードを一つ入れても何も出てこない。

 

気になることと鼻につくことは紙一重。おもしろいことと鼻につくことも紙一重。
仮に半分は鼻についたとしても、あと半分がおもしろいと思ってくれれば、それは大きなインパクトを残すものだと思っている。

 

自分が生きてきた中で、人に言いたくないこと、聞かれたくないことには、大きなヒントがある

 

普段目にするものに、ドラマを乗せると、それがロマンになる。だからこそ、普段、見慣れたものに、別の角度からドラマを乗せてみよう。
毎日使っているトイレは?ウォシュレットは?皆さんの近所に咲いている花は?景色は?今日のランチで食べたおにぎりは?
おなたはここにどんな角度でどんなドラマを乗せることが出来ますか?

 

「バカになって聞いてみる」ことが成功につながっていく。

 

日常の生活の中で、自分が苦手とすることに企画のヒントがあったりします。得意な人は不得意な人の気持ちがわかりませんから。
自分が苦手だったり苦しかったりする状況をもう一人の自分で客観的に見る癖をつけるのはとても大切です。

 

新しいものを作るには単純に「根性」が必要だ。
僕は才能のある人はみんな「根性」があると思っている。「根性」と聞くと古臭く聞こえるが、おもしろいことを思いつくまで粘る力、気力、体力、結局、根性になる。
だから「優秀な人は根性がある」と最近言うようにしている。

 

自分らしさがなければ、他の人でもいいということになり、自分の価値はなくなっていく。
(略)
99%固まってしまっている企画であっても、そこに1%の自分らしさを出そうとあがくことは大切だ。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【701-1】目に入ったものの「器を変える」訓練をする

 

【701-2】雑誌の読み放題アプリを1つ契約し、普段触れない情報をインプットする

 

【701-3】自分の苦手なことを書き出して、企画に使えないか考えてみる

 

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今回のまとめ
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咲くのに最適な場所に種を蒔かないと、花は美しく咲かない!

 

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今回紹介した本
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新企画

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鈴木おさむさん、ワクワクする一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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