【シェア読書:698冊目】10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか

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【ビリオネアの真実】世界的コンサルティングファームのPwCが、16カ月かけ資産10億ドル保有者「ビリオネア」を科学的に研究し、ありそうでなかった客観的な調査報告書としてまとめた一冊。違いはどこに?

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書籍情報
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【書籍名】10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか
【著者名】ジョン・スヴィオクラミッチ・コーエン
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2016/3/11
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】他人の生き方に触れたいときに
【キーワード】稼ぐ力メンタル社会
【頁 数】 240ページ
【目 次】
第1章 ビリオネアの嘘と真実
第2章 ビリオネアの「アイデア」
第3章 ビリオネアの「時間」
第4章 ビリオネアの「行動」
第5章 ビリオネアの「リスク」
第6章 ビリオネアの「仕事相手」
第7章 ビリオネアマインドを組織に活かす
この本に登場するビリオネア

 

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1分間紹介文
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ビリオネアと私たちの違いはなんだと思いますか?
少し考えてみて、答えに興味が湧いた方にオススメな一冊。

 

著者は、ジョン・スヴィオクラミッチ・コーエンの両氏。
両氏とも、世界的コンサルティングファームPwCで長年キャリアを積まれた重鎮。

 

本書は、資産10億ドル保有者「ビリオネア」を客観的に分析し、共通点を浮き彫りにしていくことで、桁違いに成功した「ビリオネア起業家」と普通の人との違いを端的に解説した一冊

 

特有のケースや特異な状況を極力排し、ビリオネア独特の習慣を「アイデア」「時間」「行動」「リスク」「仕事相手」の5点について、すべてのビジネスパーソンが実践できるようにまとめたのが特徴。

 

故スティーブ・ジョブズ(Apple創業者)、ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)、ジャック・マー(アリババ社共同創業者)、柳井正(ユニクロ創業者)など、名だたる起業家に私たちが抱くイメージには、間違った先入観が多分にあることに読みすすめるごとに気づく。

 

その色眼鏡を外し、客観的に「なぜ、彼らは成功したのか?」を徹底的に追及し、自分に取り入れられる部分をどんどん取り込んでいく。

 

あなたの目指す「成功」を定めるのに役立つ一冊。

 

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押さえておきたい15のポイント
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どうやらビリオネアの共通点は外的な要因ではなく、その人の内面、すなわち「マインド」にあるらしい。
多くのビリオネアに顕著なのは、普通の人がばらばらに捉える物事を、ひとつにまとめる能力だ。矛盾する考えや行動を排除せず、自分のなかでうまく共存させる。正反対のものを抱えながら、それでも思考が混乱しない。
ビリオネアの内面には対立を抱え込む器があり、異なる概念、視点、尺度といったものを無理なく持ち続けることができるようだ。

 

●ビリオネア・マインドの5つの特徴
1.共感力と想像力で未来を描くーアイデア
2.最速で動き、ゆっくりと待つー時間
3.創造的にルーティンワークをこなすー行動
4.現在の金銭的損失よりも将来の機会損失を恐れるーリスク
5.自分とは正反対の人を仲間にするー仕事相手

 

どんなありふれた業界にも、チャンスは十分にある。たとえまわりが敵だらけでも、勢力図を書き換えることは可能だ。何事も永遠には続かないし、どんな業界も今が完成形ではない。勝つのは、変化を味方につけた者だ。

 

すばらしいアイデアを見つけるためには、その領域に没頭し、数多くのアイデアを出し、たとえ失敗してもくじけずに挑戦しなくてはならない。

 

機が熟すのを誰よりも忍耐強く待ち、そのタイミングが来たら誰よりも迅速に行動する

 

ビリオネアにとって、デザインとはすなわち実行である。あらゆる細部をデザインする注意深さがなければ、並外れた成功をつかむことは難しいだろう。

 

ターゲットとなる顧客に合わせてビジネスの細部をデザインし直した。そうすることで購入のハードルを下げ、従来は購入に踏み切れなかった人たちを市場に誘い込むことに成功したのだ。

 

ものをつくるのと同じように、売り方をつくるのだ。

 

たいていの人は失敗するリスクを過大評価し、新たなチャンスをふいにするリスクのことはあまり考えない。だがビリオネアは逆だ。失敗するリスクよりも、チャンスを逃すリスクのほうを恐れる。

 

ビリオネアはやるときには全力で打ち込むし、けっしてリスク分散を第一に考えているわけではない。だが彼らは、やり直しが利かないほどの無理なリスクを背負い込もうとはしない。
たとえ失敗してもそこで終わりではなく、ふたたび立ち上がって戦わなくてはならないことをよく知っているからだ。

 

パートナー選びの基本は、自分にないものを持った人を選ぶことだ。すると2人の能力が補完的に働き、1人ではなしえなかったことが実現できる。

 

「これが正しい」という正解はない。ひとつのやり方にこだわるよりも、状況に応じて自分に何が必要かを見極めることが大切だ。

 

ビリオネア・マインドの芽を見つけるためには、何か新しい行動や変わった行動をした経験を聞いてみるといい。
(略)
ここで大事なのは「やりたい」ではなく「やりとげた」経験である。

 

大事なチャンスを逃さないためには、もっと失敗に寛容になることだ。どんどん新しいことに挑戦させ、失敗しても次のチャンスを与えることだ。
失敗を非難するよりも、果敢な挑戦をたたえたほうがいい。その失敗から教訓を学び、情報をシェアして次に活かしたほうがいい。
偉大な成功は、いつでも試行錯誤から生まれるのだ。

 

変化の激しい現代において、立ち止まっている者はすぐに取り残される。未来を見つめ、まだ見ぬニーズを発見するためには、現状を打破するビリオネア・マインドが欠かせない。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【698-1】「変化は兆しである」と書き留め読み返す

 

【698-2】「失敗は成功への階段である」と書き留め読み返す

 

【698-3】「立ち止まるものに未来はない」と書き留め読み返す

 

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今回のまとめ
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気づける準備をどこまで愚直できるかどうか。

 

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今回紹介した本
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10億ドルを自力で稼いだ人は何を考え、どう行動し、誰と仕事をしているのか

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ジョン・スヴィオクラさん、ミッチ・コーエンさん、興味深い一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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