【シェア読書:673冊目】75.5%の人が性格を変えて成功できる(木原誠太郎+ディグラム・ラボ)

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【性格は変わる!】ディグラム・ラボ代表・木原誠太郎氏が、心理学と統計学を合わせた「ディグラム性格診断」の手法を紹介。自分と相手の性格を知ることで、あなたの人生を一変させる「性格取扱説明書」は必見!

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書籍情報
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【書籍名】75.5%の人が性格を変えて成功できる
【著者名】木原誠太郎ディグラム・ラボ
【出版社】講談社
【出版日】2015/10/21
オススメ度★★★★☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】心理学セルフコーチング人間関係
【頁 数】228ページ
【目 次】
第1章 人の心を可視化するディグラム診断
第2章 ディグラム・データはこんなにすごい!
第3章 ディグラムで自分の性格をチューニングする!
第4章 シチュエーション別! ディグラム活用術
第5章 ディグラムを使って、テーマ別診断を作る!
第6章 ディグラムをWEBマーケティングに活用する
第7章 企業の人事、教育にディグラムを活用する!

 

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1分間紹介文
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あなたは、自分の性格をどのように考えていますか?
こうかなという思いはあるけど、よく分からない。そんな人にオススメな一冊。

 

著者は、木原誠太郎さん。
ディグラム・ラボ株式会社代表取締役。
心理学×統計学で人間の本音を分析し、カウンセリングするプログラム「ディグラム」の研究を進めながら、同時に事業展開を行う。「性格ミエル研究所」(フジテレビ系)になど、テレビ出演多数。

 

本書は、心理学×統計学で人間の本音を分析しカウンセリングする「ディグラム性格診断」の手法を紹介した一冊。エゴグラムの5つの分類をベースにし、20の質問に答えてできる「波形」を27種類に分けて、性格を診断する

 

巻頭の20の質問に答えることで、あなたの波形がわかります。そして、P.36からの一覧表であなたの波形の解説を読むことで、あなたの今がわかります。(かなりリアルな結果でドキッとします(; ^ω^))

 

重要なのは、「結果は『今』のあなたの波形」だということをきちんと認識すること。本書は、各波形の上げる方法・下げる方法も公開。自分がどうなりたいかをイメージし、今の自分の波形と照らし合わせて、イメージに近づくように意識し取り組むことで、波形は変えられます

 

本書のタイトルの通り、その確率は75.5%

 

自分の性格を可視化してみよう。

 

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押さえておきたい15のポイント
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その人の持つ性格によって、使うべきメソッドは大きく変わってくる。だからこそ、「なりたい自分の理想像」に近づくためには、いまの自分の性格を客観的に理解し、性格に合った対策を取るべきだと思うのです。

 

ディグラム診断のベースになっているのは、心理学で有名な理論のひとつである「エゴグラム」です。「エゴグラム」は、人間の性格を構成する要素を、5つの要素に分類して、性格を可視化しようとします。
・CP(Critical Parent、厳しい親)=「厳しさ」の指標
・NP(Nurturing Parent、優しい親)=「優しさ」の指標
・A(Adult、大人)=論理性の指標
・FC(Free Child、奔放な子ども)=「自由奔放さ」の指標
・AC(Adapted Child、従順な子ども)=「協調性」の指標

 

ディグラム診断では、これらの5つの要素を指標に、20の質問に答えてできた「波形」を見ることで、その人の性格を分類していきます。現在、波形は全部で27種類。

 

ディグラム・ラボでは2012年の創業直前から、毎年5〜6万人規模で行っている調査があります。
この調査では、「同じ被験者の波形の推移」についても調べています。その結果わかったのが、以前と違う波形になった人が全体の75.5%もいる、という事実でした。つまり、75.5%もの人が、1年の間に性格を変えていることになります。

 

ディグラム診断で明確にできるのは、「その人の現在の性格パターン」です。そして、それぞれの性格ごとに特有の悩みがあり、性格に合った対応策があると僕は思っています。

 

性格は、自分の努力はもちろんのこと、環境や状況、そしてなにより、一緒にいる人の影響によっても変わっていきます。

 

初対面の人との接し方を考えるうえで気をつけて欲しいのが、相手が「CP(厳しさ)」の高いタイプでないかどうか、です。なぜなら、「CP(厳しさ)」が高い人ほど、最初の印象で相手を判断しがちだからです。
(略)
名刺を渡す際、2秒間ぐらい相手の目を見つめるようにします。そこで、じっと目を見返してくる人は「CP(厳しさ)」が低め。逆に、目をすぐに逸らしてしまう人は、「CP(厳しさ)」が高めである傾向があります。たったこれだけですが、とても有効な方法です。

 

初対面の人に会ったら、できるだけそのときの様子を覚えておくようにしています。そして、「初対面のとき、ボーダーの服を着ていましたよね。その印象が強いんです」とか、
(略)
なにかのタイミングで伝えるようにしています。これだけで、「ああ、この人はよく覚えてくれているんだな」と好意的に思ってもらいやすくなります。

 

性格には「組み合わせ」があります。自分の性格と相手の性格を把握し、お互いにどのように作用するかを的確に見定めるために、ぜひディグラム診断を使って欲しいと思うところです。

 

さらにディグラム診断は、従来の心理分析とは違い、個人のみならず、企業や自治体といった組織・集団の問題解決やプロモーション活動など、幅広い分野で活用・応用あることができます。
ディグラム診断の活用法としては、大きく分類すると、
「プロモーションを目的とした診断コンテンツ」
「人事や教育などの企業インナーのプログラム」
「WEBマーケティング領域でアドテクノロジーに利用」
などが挙げられます。

 

僕らディグラム・ラボはメルマガを配信していますが、実はユーザーの管理を波形別に行っています。波形別に管理することで、「それぞれの波形のユーザーがどのような行動を取り、どんなものに関心を持つか」について検証しているのです。

 

ディグラム診断を作った理由のひとつは、人がなにかに迷っているときに「同じ性格の人は、こっちを選んだほうが満足度は高かったみたいですよ」という提案をするためです。

 

いろいろな側面から語ってきたように、人間関係の微妙な心のゆらぎや相性が、データとして”見える化”できるのが「ディグラム診断」のメリットです。それはもちろん、「会社内」の人間関係でも同じです。

 

理想とされる波形は、時代ごとに大幅に変化していきます。つまり、「いま理想的」とされるものが、5年後、10年後にも理想的とは限らないわけです。

 

自分の意思決定によって、未来はすべて決められていく。しかし、人は誰しも道に迷い、時に自分の居場所を確認したくなる生き物です。
どうしても迷ってしまったときは、誰かのアドバイスを聞きたくなる。そんなときに頼るのは、できるだけ根拠や客観性があるもののほうが、その人のためになるのではないかと思うのです。
ディグラム診断のアドバイスによって、もしかしたら誰かの人生の負担をちょっとだけ減らすことができて、ほんのちょっとだけよりよいものにできたらいい。僕たちは、そう願っているのです。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【673-1】自分の波形を作成する

 

【673-2】初対面の人の印象を極力記憶する

 

【673-3】性格は変えられるんだと自覚する

 

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今回のまとめ
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性格は、日々刻々と変わるものなのだ。

 

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今回紹介した本
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75.5%の人が性格を変えて成功できる

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木原誠太郎さん、ディグラム・ラボさん、面白い一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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