【シェア読書:647冊目】50歳からやっておきたい51のこと(麻野進)

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【人生を取り返せ!】人事コンサルタント・麻野進氏が、人生を謳歌し満足いく人生だったと振り返る人は、50歳からの10年間が充実していると指摘。人生の成幸者で終わるために今からやるべき51のことを提示。

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書籍情報
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【書籍名】50歳からやっておきたい51のこと
【著者名】麻野進
【出版社】かんき出版
【出版日】2015/11/18
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】人生50代信用残高
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 50代は第2人生のスタート地点
第2章 惰性で過ごすと、人生下り坂モードに突入する
第3章 50代のあなたに会社が期待していること
第4章 会社員の成功者より人生の成幸者になる
第5章 60歳になるまでにマスターしたい7つのお作法
第6章 黄金の50代を築くために必要なこと

 

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1分間紹介文
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あなたは、誰のための人生を生きていますか?
自分より先に、誰かの顔が浮かんだ人にオススメな一冊。

 

著者は、麻野進さん。
人事・組織戦略コンサルタント
株式会社パルトネール代表取締役。規模、業種を問わず組織・人事マネジメントに関するコンサルティングに長年従事。現在は、「出世」「リストラ」「中高年」「管理職」をテーマにした執筆・講演活動などで活躍。

 

本書は、定年までのカウントダウンが始まる50代に向けて、これまでの経験を振り返り、積み上げてきたリソースをフル活用し、人生の成幸者で終わるために今からやるべき51のことを指南した一冊

 

人生は、誰のものでもなく自分のものである。なのに、大人になり年齢を重ねるごとに、人生は自分の手を離れて、主導権がなくなっていく。「当たり前のこと」の一言で片づけてしまうのは簡単だけれども、本当にそれで人生を笑って終えられるのですか?と問うている本書は、生き方を考えさせられる。

 

長い人生、誰かのために自分を捧げる時期があるのは素晴らしいことだが、捧げっぱなしではいけない。自分の人生は、自分のものなんだ。自分のものでいいのだ。そんな風に思える元気の出る一冊。

 

人生に迷ったときに、開きたい。

 

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押さえておきたい15のポイント(引用)
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ここで、今一度考えてみてほしい。
「自分の人生ドラマの主人公は誰なのか」と。
(略)
自分の人生の主役は自分以外にありえない。ただの主演俳優というだけではない、自分が原作者で、脚本を書き、配役を決めなくてはならないのだ。

 

●他の世代と比較して50代男性がモテる3つの要素
1つ目、「時間」
2つ目、「経験値」
3つ目、「お金」

 

管理職(特に課長クラス)として活躍できる期間はおおよそ10年から15年である。
(略)
つまり50歳付近が分岐点なのだ。

 

オリンピック後の景気がどう転ぶかに関わらず、企業において経営の効率化(人件費効率の改善)の流れは進むだろう。
今、職場で大きな顔をしている高齢社員はその時、もういない。
そして、これから50代を向かえる中高年社員はお荷物社員として生き残れない。
これからの身の振り方を考えよう。

 

どんな状況下に置かれても、たゆまぬ努力をする姿勢がその人の「信用」残高として積み立てられる。

 

最後の時を向かえる際、どういう状況で家族に看取られ、残った人にどんな言葉を掛け、人生の終わりをどう総括するのか。
そこから逆算して残り人生の計画を立てることができれば、かなり充実したやりがいのある30年計画ができ上がる。

 

経営理念や経営方針はそれぞれだとしても、会社は常に利益を追求する集団である。採算のとれないことは余程の理由がなければやらないはずだ。
この原則に従うと、50代社員に対する共通の期待は「採算の合う人材であってほしい」ということだろう。なにしろ、厚生労働省の調べでは50代社員の平均月給53万円台と最大になるのだから。

 

●改めなければならない3つの悪習慣
習慣1:ダメ上司でも絶対批判してはいけない
習慣2:上から目線はもうやめにする
習慣3:惰性で「働かないオジサン」になってはいけない

 

●これから身に付けるべき3つの習慣
①後進の育成を意識する
②経営側と従業員側の両方立場を使い分ける
③知識・スキルの「更新」を忘れない

 

会社員としての成功を追うよりも、人生の成幸(幸せ)を追うほうがいいと思う。

 

事業計画を策定したり、市場性を分析したり、顧客情報を集めたり、人脈作りに出かけたり、ホームページを立ち上げたり、メルマガやブログを始めたり、会社に在籍しながら隙間時間・休日を利用してできることは山ほどある。

 

若い人が聞きたいのは、今の仕事に役立つかどうかである。
その武勇伝を現代に置き換えたとき、どんな場面で参考になることなのかをきちんと伝えることができれば、信頼度は上がるはずだ。

 

「会社人間」から「普通の人間」になる準備は、50歳から始めた方がいい。
「60歳の定年になったら好きなことをやるぞ」と思っていても、これからの10年間で気力・体力・精神力が落ちてくる。少なくとも体力は確実に落ちてくる。

 

●高めるべき”人間力”の3つの要素
第一:知的能力要素
第二:社会・対人関係力要素
第三:自己制御的要素

 

50歳という人生の節目を向かえて重要なことは、「これまでどう生きてきたか」という過去の振り返りはほどほどにして、「行く末をどう楽しむか」に意識を向けると、必然的に肩書は気にならなくなる。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【647-1】「人生の主人公は今誰が担っている?」と自問してみる

 

【647-2】信用残高を積む努力をする

 

【647-3】「人生の最後をどう迎えたいか?」と自問してみる

 

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今回のまとめ
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自分の人生は、自分のものだ!!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

Suicaを紛失する失態を犯しました。。。
師走に正直痛い(T-T)
二度と起こすまい!

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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50歳からやっておきたい51のこと

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麻野進さん、読みやすい一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

 

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