【シェア読書:595冊目】10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと(山口揚平)

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【答えがない世界への羅針盤】論客・山口揚平氏が、これからの時代を担う若者に向けて、世界が変わっても大事にするべき”本質”を投げかける一冊。10年後、座して死を待つのか自分の足で立つのか。選択の時。

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書籍情報
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【書籍名】10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと
【著者名】山口揚平
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2015/7/11
【推薦度】★★★★★
【対象者】自分を見つめ直したいときに
【頁 数】224ページ
【目 次】
プロローグ 出会い
第1章 スノーボールを転がせ!
第2章 格差社会と沈む日本を乗り越える
第3章 「作る世界」から「作らない世界」へ
第4章 コミュニケーション
第5章 僕たちは何を学んできて、これから何を学べばいいのか
第6章 事業の本質
エピローグ 僕の夢と、最後の授業

 

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本書を読む理由
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自分の今後の人生を考えるときに、
よい視点をくれそうな雰囲気を感じたため

 

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1分間紹介文
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10年後、あなたは何をしてどんな生活を送っていますか?

 

著者は、山口揚平さん。
ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社代表取締役。
個人投資家応援サイト「シェアーズ」創業者。
多数の事業に関わる傍ら、執筆・講演活動にご活躍。またNHKや日経CNBCに出演し論客としても著名。独特な視点で発せられる言葉は、常に注目を集めている思想家でもある。

 

10年後…想像するだけで不安。。そんな人にオススメ。

 

本書は、今の日本や世界、若者が抱える悩みに対してシンプルな答えを提示し、「自分とは何か?」という本質的な問いを投げかけることで、これからの未来をどう生きているのかを考えさせる一冊

 

「普通の青年」と「成功を収めた紳士」の謎めいた交流によって進む物語

 

「10年後」すなわち将来を考えるためには、今現在をきちんと把握していないと、考えることができない。仕事・家族・社会・日本・アジア・世界、そして自分。すべてについて自分の頭をフル回転させて把握することで、「自分はどうなりたいのか?」「自分とは何か?」という本質的な問いに向き合える。

 

「青年」と「紳士」の会話に加わり、自分の未来を「選択する勇気」を養いましょう!

 

夢を大きく描き、そこに向かって進む勇気を今から磨けば、10年後は決して怖くはありません。

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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成功するための唯一の方法は、成功するまでやり続けることだ

 

成功する人には失敗という考えがない。だから成功するまで、修正し続ける。私が、成功するためのコツは続けるコツだと言ったのは、そういう理由だ

 

健康こそは最大の投資先さ。栄養と健康に関する知識だけは勉強したまえ。結果はだいぶ先になるが、その効果は明白だ。いいかい、21世紀はお金の時代じゃない。時間の時代だ。いや、時間が通貨そのものになるだろう。よく覚えておくといい

 

21世紀の仕事は、金を稼ぐこと、つまり経済にはない。共同体を作ることだ。機械がいくら進化しても、共同体を作ることはできない。それは人の仕事だ。

 

お金は流し続けなさい。未来に向けて、価値を生み出すものに向けて、他人の幸福に向けて。そうすれば君は信用を作ることができる。

 

もっと自由に人生を考えなければならない。制度や風習はその経緯を大切に尊重しながらも、何が本当に大切なのかを考える必要がある

 

今の社会では、実は”お金”と”ネットワーク”は同じレベルで競合しているってわけさ。お金は中間媒体(メディア)であり、ネットワークは、本人同士を直接つなげる。あとは、AさんとBさんがそれぞれ信頼関係があるか、双方に信頼残高があるか、ということだ

 

大切なのは、善悪も正義もないという前提で生きることだね。相手が悪い、自分が悪い、ということはない。それは単純に互いのすりあわせができなかっただけの話だ。そう考えれば気が楽だ。そこからお互いに調整していけばよい。大事なことは自分や相手を否定したり、罪悪感を持ったりしないことだ

 

有能な人よりも、柔軟な人、謙虚な人こそ、優秀

 

旅(移動)をし続けなければならない。そうでなければコモディティ化から逃れることはできない。

 

・20世紀に必要だった3Cは、
  →キャッシュ(金)、コネクション(人脈)、コンペティティブネス(競争力)
・21世紀の3Cは
  →キュリオシティ(好奇心)、クリエイティビティ(創造力)、クレディビリティ(信用力)

 

事業に対して大事なのは、『何をやるか』ではなく、『何で(どこで)、どのようにやるか』

 

●事業を創るのに最低限必要な6つの技術パーツ
①構想(アイデア)
②プロダクト
③顧客
④ファイナンス
⑤組織
⑥利益方程式

 

ビジネスで成功することと人生で成功することはまったく違う。いいかい。金を稼ぐのはよりシンプルだ。完全に主観を排除して、ニーズに答えることだ。社会や目の前の人が求めることに対して、主観を入れずに淡々と答える。でも、人生が楽しいというのは主観だ。この2つを根本的に切り離すことができて、俺は今稼ぐ!俺は今人生を楽しむ!!と、切り替えることができたらうまくいくだろうね

 

エリートというのは、学歴でも出自でも所得でもない。エリートは自己が満たされているが故に公共への忠誠を尽くす魂を持つ者のこと

 

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Take Action(実践ポイント)
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【595-1】失敗ではなく、うまくいかないと分かったと捉える

 

【595-2】栄養と健康に関する勉強を増やす

 

【595-3】どうすれば信頼されるかを軸に行動する

 

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今回のまとめ
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10年後に立っているかは、今日の振る舞いで決まる!!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

今日は、お世話になっている著者さんの出版記念パーティーに参加。
「人徳」「軸」について考えさせられる素敵なパーティーでした(*^^*)

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと

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山口揚平さん、刺激多い一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間23分
カフェでじっくりと。

 

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