【書評:541冊目】「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール(丸山ゆ利絵)

【一流の人が感じ合う暗黙ルール】
プレゼンスコンサルタント・丸山ゆ利絵氏が、「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール『エグゼクティブ・プレゼンス』を解説する一冊。”信頼”を自然と醸し出す秘訣とは?

■書籍の紹介文

初対面なのに、自然とその人を目で追ってしまった。
そんな経験をしたことがありませんか?

 

本書は、オーラ(存在感)を感じさせる人とそうでない人の差は「エグゼクティブ・プレゼンス」にあると提起し、一流の振る舞いが身につく方法を解説する一冊。

 

「エグゼクティブ・プレゼンス」とは、社会的な地位や職位の高い人がもつ品格を感じさせる雰囲気。
まさに、「人の上に立つにふさわしい存在感」や「オーラの正体」を指す言葉です。

 

そう、思わず目で追ってしまうのは、エグゼクティブ・プレゼンスが原因。
オーラ(存在感)を感じ取り、無意識に目で追ってしまっていたのです。

 

本書は、このオーラ(存在感)を自ら身につける方法を解説していきます。
小さな振る舞いを意識し、積極的に実践することで身につけられると説いています。

 

オーラ(存在感)は、信頼に直結します。
つまり、オーラ(存在感)があれば、対面した瞬間から相手は自分を信頼してくれるわけです。

 

これは、人間関係の構築や仕事上の交渉で非常に有利ですよね。
だからこそ、エグゼクティブ・プレゼンスは重要なのです。

 

意識すべきは、小さな振る舞い。
継続していくことで、徐々にオーラ(存在感)を放ち始めるのです!

 

◆オーラを放て!

「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール
丸山ゆ利絵 日本実業出版社 2015-4-28
売上ランキング(公開時):47,681
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

「エグゼクティブ・プレゼンス」という言葉がある。
社会的な地位や職位の高い人、品格を感じさせる雰囲気のことだ。
「人の上に立つにふさわしい存在感」や「オーラの正体」だ。

 

エグゼクティブ・プレゼンスは、先天的な特殊能力ではない。
後天的に身につけられる。
場数や経験にまかせず、「振る舞い」を意識し、積極的に実践することで身につけられる

 

一流の人は、鏡を使って、全方位から全身をチェックする

 

「自分はこうありたい、こう見られたい」が明確

 

今すぐイメージを上げる簡単な方法がある。
それは、姿勢を良くすることだ。
余計な力を入れず「肚」に力を入れて、良い姿勢を保つようにすること

 

アゴの角度は、人に大きな印象を与えるので、きわめて大切だ。
アゴを上に向けてしまうと、横柄で、偉そうな印象を与えてしまう。
ぐっと引き締めるようにする

 

人の発言を聞くときは、腕を組むべきではない。
これは、相手への拒否を無意識に伝えるポーズだ。
同じ理由で、机の下で足を組むのも避けるべきだ。
相手の不安や、不信を招く。

 

手は、テーブルの下に隠すべきでない。
いつも机の上に出し、正面で軽く組んでおくことだ。
ペンを持つときには、もう片方の手も机の上に出す。
これらを意識するだけで、見た目の印象はずいぶんよくなる。

 

何かを頼む際「○○さん、お願いしていい」などと、丁寧に、きちんと相手の名前を呼んでからリクエストする

 

「これを言うことによって何が伝わるか」を考える

 

人間は、期待以上のものを人から与えられると、返礼をしたい欲求が生まれる。
通常は感謝などされないのが裏方だ。
その予想を裏切る態度を示されれば、相手のためにがんばろうという気持ちになる

 

メールでのお礼は一般化しているが、手紙類と比べれば略儀だ。
特に、目上の人には「メールで失礼ですが」と添えるのがマナー

 

「すぐに」「いつでも」など、「間が空かない」印象を持つ文章で締めるべき

 

セルフイメージの高さは、周囲にも伝わる。
「適当でいいや」と服装を選ぶことは、自分に「おまえは適当でいい」とメッセージを送り、周囲にもそう思うように言って回っていようなもの

 

「成功したければ、成功者の服を着ろ」という諺がある。
いつか、ではなく、今から、成功者としての振る舞いをしておくことで、成功をより早く手にすることができるようになる

 

■【実践】3個の行動ポイント

【541-1】「適当」「楽」というキーワードで服装を選ばない

【541-2】相手の名前をつけて「○○さん、〜」と話すようにする

【541-3】「自分はこうありたい、こう見られたい」を書き出す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール
【著者名】丸山ゆ利絵著者情報
出版社日本実業出版社
【出版日】2015/4/28
オススメ度★★★☆☆
こんな時に自分をより輝かせたいときに
キーワード信用残高人間関係次元上昇
【頁 数】230ページ
【目 次】
第1章 一流は「イメージ」を演出する
第2章 器の大きさは「振る舞い」で決まる
第3章 一流の常識としての会食・接待のルール
第4章 一流は「成功者の衣服」を着こなす
第5章 なぜ一流の「スピーチ」は心に残るのか?

 

この本が、あなたを変える!

「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール
丸山ゆ利絵 日本実業出版社 2015-4-28
売上ランキング(公開時):47,681
Amazon Kindle 楽天

丸山ゆ利絵さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る