【404冊目】一流の決断力(植田兼司)

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【ぶれない極意】伝説の金融マン・植田兼司氏が贈る、ぶれないリーダーになるための70の教えを述べた一冊。ビジネスで勝つための意思決定のノウハウをコンパクトにまとめており、「決断力」強化にオススメ!!





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■書籍情報
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【書籍名】一流の決断力
【著者名】植田兼司
【出版社】日本能率協会マネジメントセンター
【出版日】2013/12/20
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第1章 決断の流儀
第2章 「逆張りの哲学」で勝ち切る
第3章 負けを克服し、逆転につなげる道
第4章 感受性とストレス耐性を磨く
第5章 異質の人を大切に
第6章 変われる者だけが生き残る





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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は【一流の決断力

 

著者は、植田兼司さん。
いわかぜキャピタル株式会社代表取締役CEO。東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)で、グローバル運用のヘッドとして7000億円のポートフォリオを運用し、その後、リップルウッド・ジャパンの代表取締役も務めた「金融のプロ」。

 

あなたへの質問です。
「あなたは、自分を決断力ある人間だと言えますか?」

 

答えに「NO」や迷ったりしたあなたは、ぜひ本書をお読み下さい!
「決断力」を磨く為に非常に勉強になる一冊です。

 

グローバルな舞台で数々のタフ・ネゴシエーションをまとめてきた著者の経験がふんだんに散りばめられており、そのノウハウはどれも具体的で説得力があります。

 

世の中の体感スピードがどんどん上がる現代社会。
「決断力」はますます重要になります。

 

ぜひ本書で「決断力」を磨きましょう!






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■本の抜粋ポイント
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富士電機から富士通が生まれ、イトーヨーカ堂からセブンイレブンが生まれたように、常にとがったプロジェクトが子会社となり、遠い将来は「出藍の誉れ」となって、親会社をも凌駕する存在となることがあります。そういう出世プロジェクトは、最初から順風満帆というものは少なく、むしろ社内のエリートコースから外れたところからスタートするものです。

 

行き詰まったら変数(ファクター)を減らすことを考えよ

 

英国に「もし遅れても立ち止まって時計を見るな」ということわざがあります。一番いけないのが、「もう遅い」と思って物事を投げること、あきらめることです。

 

新聞を読むときは、その記事を感受性豊かに読み、驚き、その先を自分で予測します。
そしてそれが自分の仕事にどういう影響が出るかを考え、リスクを最小限にすることを心掛けるのです。

 

リーダーは、基本に立ち返って、複式簿記、会計を理解し、多くの会社の貸借対照表、損益計算書を読み込んで、資産、負債、収益、費用のバランスと関連を理解しておくことが必須です。

 

私の敬愛する富士重工業の吉永泰之社長は夜学に通って会計の勉強をしたといいます。そして、その勉強は将来、決断に迫られたときに必ず役に立ちます。なぜなら、企業取引において与信行為はつきものであり、さまざまな局面で「信用供与できるかどうか」の最終決断をリーダーはしなければならないからです。

 

仕事においても、私事においても、人は矛盾しているように見える行動をすることがありますが、それは相互に作用して均衡点へ至る過程にすぎません。

 

成功の秘訣はカウンターパートを好きになること

 

気をつけるべきは視野にも入っていない人たち

 

日々、リーダーが継続的に適切な決断をしていくうえで欠かせないのは部下の支えです。したがって、日々の仕事で起こるアクシデントにおいては、その最も大切な部下を守る気構えと行動を期待します。

 

イエスマンを信じて決断してはいけません。
自分の居心地のよさで人を判断し、その進言を聞くことのないように

 

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■実践する効果があると感じたポイント
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●「もう遅い」の思考を排除する

●会計を今一度勉強する

●視野に入っていないことにこそ注意する

 

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■本のひと言まとめ
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決断するには、決断できるための準備が必要である!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

思考は現実化する。
自分が思ったように世界は投影されている。
せっかくの人生、楽しい画を投影しよう!

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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一流の決断力
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植田兼司さん、勉強になる一冊をありがとうございます\(^0^)/





 

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