【書評:396冊目】ビジネスパーソンの誘う技術(ベリッシモ・フランチェスコ)

【誘う=夢を分かち合う】
イタリア料理研究会会長/ベリッシモ・フランチェスコ氏が、『ビジネスパーソンの誘う技術』と題して、「誘う」ことで自分の人生を切り拓いていく方法と考え方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

人を誘う。
得意ですか?苦手ですか?

 

本書は、「誘い」とは、自分から行動を起こして自分を変えていくための最初のステップだと提起し、誘うための方法と考え方を指南する一冊。

 

「好かれてから誘うのではなく、誘うから好かれる」
これが著者のメッセージです。

 

社交的で、ときには”チャラそう”に見えるイタリア人。
その裏に隠された戦略的な社交性には、学ぶべきことがとても多く感じます。

 

待つことが美徳とされることもある日本。
そんなわたし達に向けて、「誘う」ことの意味を楽しく語りかけています。

 

待つばかりの自分を変えたいな。
そんな悩みを抱えている人に、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

◆誘ってみよう♪

ビジネスパーソンの誘う技術
ベリッシモ・フランチェスコ
ダイヤモンド社 2014-4-18
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■【要約】12個の抜粋ポイント

「誘う」とは「夢の分かち合い」

 

人生を変えるのはいつも他人です。
人生は自分一人では変わりません。
誰かが認めてくれたり、誰かが何かをしてくれることであなたの人生は変わっていくのです。
「誘う」は他の誰かを動かすこと。
他の誰かが動いてくれることで、結果的にあなたの人生は変わります。

 

イタリアにはこんなことわざがあります。
「凧を持っているなら、まず走れ」
いい風は、いつ来るかわかりません。
しかも、風が来ただけでは凧は上がりません。
まず自分が走らないと、凧は上がらないのです。

 

●今日から使える「誘いフレーズ」ベスト5
1.「◯◯がおいしいお店があるんだけど、一緒に行かない?」
2.「俺んち、マンガいっぱいあるんだよね」
3.「◯◯さんにしかできないことなんです。あなたの力が必要なんです」
4.「この席、座ってもいいですか?」
5.「ランチとディナー、どっちがいい?」

 

お互いがプラスにならないなら、誘ってはいけない

 

誘うときに大切なのは「未来の可能性を感じさせること」

 

ドイツの哲学者・ショーペンハウアーは、こんな「成功の3ステップ」を説いています。
「笑われる→怒られる→認められる」

 

「儲からない畑」にこそ宝は埋まっている

 

なぜ打ち上げを提案するのか。
それは、提案することによって、こちらの意欲を示せるからです。
それに、打ち上げをやるとその場でまた次回の仕事の話が出るなど、次につながりやすいんです。

 

相手がほめられて喜ぶポイントとはどこか。
それは、その人が手間や時間をかけているところです。

 

男の人は、外見ではなく、持っている知識や能力をほめる

 

目上の方にごちそうしていただくときは、こちらが店を選ぶことはしません。
「おいしいところを選んで」と言われたときも、3つほど候補を出して、最終的には先方に決めてもらう。
相手に主導権を持ってもらうことが大事です。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【396-1】積極的に人を誘ってみる

【396-2】お互いプラスになることを考える

【396-3】主導権を意識してコミュニケーションする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】ビジネスパーソンの誘う技術
【著者名】ベリッシモ・フランチェスコ
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2014/4/18
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード交渉術心理学人間関係
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 たった1分で人生が変わる誘いの魔法
第2章 誘い上手・誘われ上手の10の習慣
第3章 仕事ができる人は誘い方もうまい
第4章 誘いのプロになる10の心得

 

この本が、あなたを変える!

ビジネスパーソンの誘う技術
ベリッシモ・フランチェスコ
ダイヤモンド社 2014-4-18
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ベリッシモ・フランチェスコさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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