【シェア読書:352冊目】考え方のコツ(松浦弥太郎)

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【仕事と生活の指南書】『暮しの手帖』編集長・松浦弥太郎氏が説く、ていねいに生きるための極意をまとめた一冊。キーワードは「なぜなんだろう」。人生を豊かにするための考え方のコツを、あなたに投げかける。

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書籍情報
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【書籍名】考え方のコツ
【著者名】松浦弥太郎
【出版社】朝日新聞出版
【出版日】2012/9/20
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】働き方思考生き方
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 思考術
第2章 想像術
第3章 コミュニケーション術
第4章 時間管理術
第5章 グローバル術

 

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1分間紹介文
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何かを考えるときに、自分なりの基準を持っていますか?

 

著者は、松浦弥太郎さん。
『暮しの手帖』編集長
「COW BOOKS」代表
18歳で渡米。アメリカの書店文化に惹かれ、帰国後、オールドマガジン専門店「m&co.booksellers」を赤坂に開業。2000年、トラックによる移動書店をスタートさせ、2002年「COW BOOKS」を開業。同時に、執筆・編集活動も行う。2006年より『暮しの手帖』編集長に就任

 

本書は、「いい仕事をしたい」「社会に貢献したい」そう願うすべての人のために宛てた、人生の先輩から後輩へと託す手紙のような、「仕事と生活」の指南書と言える一冊

 

【思考術】【想像術】【コミュニケーション術】【時間管理術】【グローバル術】の分野にわけて、仕事に生活、そして人生を、より意味のあるものにするためのヒントを珠玉の言葉で綴る。

 

明日を今日よりよくしたい。そんな思いの時に読みたい。

 

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押さえておきたい15のポイント
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ゼロから何かを生み出す。そのためには、自分の頭で考えることだ。しかし実のところ「考えているつもりで、考えていない」という状態の人が多いようだ。

 

一日二回、思考の時間を作ることだ。まず、午前中の一時間を確保する。なぜなら、午前中はリフレッシュされているからだ。午前中は、あらゆることを頭で整理し、アイデアを出す「思考の時間」だ。

 

「思考の時間」を確保したら、大きな白い紙を用意し、机に置く。そして、目の前にある白い紙を、じっと見つめる。白い紙と対峙することで、情報を遮断し、ウォーミングアップができるのだ。

 

「考えのかけら」は、言葉の切れ端だ。そんな「考えのかけら」をひたすら白い紙に書いていく。すると、だんだん自分の頭の中の景色が視覚化されていく。

 

考える際は、必ず二つの答えを出す、つまり「一考二案」が基本だ。必ず「答えを二つ出す」というスタンスでいると、ひとつの答えを探そうとするときよりも多少肩の力が抜ける。

 

アイデアが二つ出てきたら、A案とB案をもとに、C案を考える。二案出すのは、あくまで思考のプロセスだ。A案とB案が出た段階では、たいてい壁にぶつかる。

 

アイデアが出たら、人に話すことだ。頭の中が活性化され、無意識のうちに、様々なことが同時多発的に導き出される。純粋なアイデアは、人に話すことでさらに進化する。アイデアが育つのだ。

 

すべての仕事に、お願いごとがついて回る。その際「相手が今どんな状況で、どんなことを考えているのか」を考え、タイミングを計ることだ。相手がお願いごとを受け入れられやすいときに頼むのだ。

 

人は感動で動く。だから、お願いごとをするには「あなたが必要」ときちんと伝わるように、徹底的に相手を知っておくべきだ。それには、入念な準備が必要だ。

 

人脈とは、数ではなく信頼関係だ。ならば、一生つき合える相手が10人もいれば十分だ。なお「親しさ」と「信頼」は異なるものだ。覚えておくといい。

 

「本当に信頼できる10人」という人脈があれば、彼らを通して不特定多数の人に自分のメッセージを発信することができる。そうなれば、会ったことがない人にも力を貸してもらえる。

 

全員が自立歩行を目指し、弱者を助ける社会を築く、一人ひとりが、社会や組織に依存せず、独立して生きる。だからこそ、お互いに助け合うこともできる。これがグローバル時代にふさわしい社会だ。

 

グローバル化時代に欠かせないのが語学力だ。母国語を含めて、三か国語くらい話せるように自分に投資すべきだ。特に、英語は世界の共通語だ。グローバル化の大前提であり、習得は必須だ。

 

仕事を通して人を幸せにし、社会に貢献するには、ビジョンとクオリティが不可欠だ。その際「自分らしさ」という要素は欠かせない。グローバル化が進む今こそ「日本人らしさ」が強みになるのだ。

 

仕事も暮らしも自分らしさを知るための勉強だ。こう考えれば、仕事を続けていく覚悟が定まるはずだ。この覚悟こそ、グローバル時代を泳ぎ切るための、プレイヤーとしての覚悟なのだ。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【352-1】朝と晩、10分ずつ考える時間を設ける

 

【352-2】浮かんだ言葉をすぐ書き留められるようにメモを常備する

 

【352-3】アイデアは人に話すと決める

 

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今回のまとめ
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考え続けられたとき、目の前はひらける!

 

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今回紹介した本
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考え方のコツ

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松浦弥太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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