【シェア読書:292冊目】マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書(大嶋祥誉)

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【問題解決力の磨き方】マッキンゼー出身・大嶋祥誉氏が、その経験から得た問題解決力のメソッドを紹介。「So What?(だから何?)」「Why So?(それは何故?)」この2つの問いから見えるものは?

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書籍情報
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【書籍名】マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書
【著者名】大嶋祥誉
【出版社】ソフトバンククリエイティブ
【出版日】2013/4/27
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】思考ロジカル問題解決
【頁 数】232ページ
【目 次】
第1講義 マッキンゼー流 プロフェッショナルの流儀
第2講義 マッキンゼー流 問題解決の基本プロセス
特別講義 マッキンゼー流 フレームワーク入門キット
第3講義 マッキンゼー流 情報の取扱い力
第4講義 マッキンゼー流 問題解決力を高める思考術
第5講義 マッキンゼー流 自分力の高め方
第6講義 マッキンゼー流 プロジェクトで結果を出す力
第7講義 マッキンゼー流 プレゼンの技術

 

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1分間紹介文
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何かを考えるときに、自分なりの型を持っていますか?
問題はそれぞれだから、考え方もその時々それぞれ。
そんな風に思っている方にオススメな一冊。

 

著者は、大嶋祥誉さん。
センジュヒューマンデザインワークス代表。
マッキンゼー、ウィリアム・エム・マーサー、ワトソン・ワイアットなどの有名外資を経て独立。7年間にわたり述べ3,000時間以上のコーチングを行い、エグゼクティブコーチとして、一部上場企業を中心に経営者30名以上のコーチング実績を持つ。

 

本書は、世界最高峰のコンサルティングファームと謳われるマッキンゼーの「新人研修プログラム」をベースに、著者の得た経験・視点をエッセンスに加えて、問題解決力の身につけ方を、若手ビジネスパーソンに理解しやすく解説した一冊

 

各章が「講義」と名付けられている通り、順を追って読み進めることで、誰もが短期間で「問題解決手法」をマスターすることができるように構成されている。
但し、本書に限ったことではありませんが、読んだだけでは意味がありません。学んだことを反復して実践していくことで、気がつくと本書のエッセンスが身につきます。

 

何事も基礎の上に成り立つ。
この言葉を頭におきながら、読む→実践するを反復することで、著者から本講義の修了証をもらえるほどに、スキルが高まることでしょう。

 

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押さえておきたいポイント
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●「問題を分解」する作業で大切なこと
1.「モレなくダブりなく」分解すること
2.「事実(ファクト)ベースで行う」ということ

3.重要度の低いことは深く掘り下げない

 

●空・雨・傘のチャート
空:事実(黒い雲が広がってきた)
雨:解釈(雨が降ってきそうだ)
傘:行動(傘を持って出かける)

 

問題解決をするときには現状から発想をするのではなく、あるべき姿、ありたい姿という高い視点から発想すべき

 

もし、白書をそのまま引用しただけのものであれば、マッキンゼーでは「情報」とは呼ばれません。もし、それらの情報を使いたいのであれば、「直接、その省庁に出向いて担当者にインタビューしなさい」というのがマッキンゼーの流儀。

 

「セグメントの発想は、人の欲望をどんな切り口で切るかなんだよ」(同期のビジネスアナリストとの会話)

 

若い頃から、とにかくいろいろな人の話をたくさん聞くこと。そして話を聞きながら、「意見」と「事実」に分解するクセをつけることです。

 

●いい質問を生むための基本的な姿勢
・相手の反応に注意を傾ける
・無邪気な好奇心をもって聞く
・相手の発言や思いに対してジャッジメントをしない
・素朴な疑問を大切にして質問をする
・「それはなぜ?」と思考と洞察を深めていく

 

自分の育った畑を離れて、自分の実が実ることはない。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【290-1】「どうありたいか」その姿を常にイメージして問題解決に取り組む

 

【290-2】公開情報を用いる場合、その情報の作成者にコンタクトできないか考える

 

【290-3】「意見」と「事実」に分解しながら話を聞く訓練をする

 

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今回のまとめ
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基礎の上にモノがたつ。 基礎の質でモノの質も決まる。

 

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今回紹介した本
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マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書

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大嶋祥誉さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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