【279冊目】リッツ・カールトンと日本人の流儀(高野登)

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【日本人とはなんだろうか?】リッツ・カールトンで「サービスの真髄」を体得した高野登さんが「日本人とは何か?」を問うた一冊。「日本人はホスピタリティが高い」と言われて違和感を感じる人にオススメ。

 

 

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■本の概要
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【書籍名】リッツ・カールトンと日本人の流儀
【著者名】高野登
【出版社】ポプラ社
【出版日】2012/8/17
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第一章 リッツ・カールトンに伝わる「仕事の流儀」
第二章 人を動かす「トップの流儀」
第三章 信頼を育てる「地域で生きる流儀」
第四章 グローバル時代に見直す「日本人の流儀」

 

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は【リッツ・カールトンと日本人の流儀(高野登)】

 

著者は、高野登さん。
リッツ・カールトンで学んだ「サービスの神髄」の普及に努める著述家・講演家。

 

あなたへの質問です。
「『サービス』『ホスピタリティ』と聞いて、あなたはどのように感じますか?」

 

一連の高野登さんの「リッツ本」の流れを汲む一冊ですが、本書はより根源的な問いかけをする色合いが濃い内容になっています。

 

根源的な問いとは、すなわち「日本人とは何なのか?」さらに言えば「自分は何者なのか?」という部分にまで届くような一冊であると強く感じました。

 

「日本人は、ホスピタリティが高い」
「日本人は、おもてなしの心を持っている」
「日本人は、勤勉で真面目である」


など、「日本人とは○○○である」というステレオ的なワードに違和感を感じる人、息苦しさを感じる人にこそ読んでもらいたい本です。

 

自分とはどういう存在なのか。
じっくり考えるきっかけになると思います。

 

それでは、本編をはじめます。

 

 

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■読書ノート
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世の中や人様のために働くことが、生きる証だ。お役に立てたと実感できた時、人は成長する。成長とは「人の心に寄り添い、人の思いを感じる力をつけることなのだ。

 

成功するためには「自分の年収の5%を、自分の成長のために投資せよ」と言われる。だが、リッツ・カールトン本社のマーケティング担当副社長のアドバイスは違った。それでは足りないという。

 

彼は、現在の年収でなく、自分が目指す年収の5%を投資せよという。現在の年収が500万円なら、5%は25万円だ。だが、目指す年収が1000万円なら、5%は50万円だ。

 

自分を高め、自分を律するためにできることは、普段の生活の中にもたくさんある。それは、日常生活で「誰もがやっていることを、誰もがやらないレベルでやってみる」ということだ。

 

人間のしぐさや立ち居ふるまいというのは、普段の暮らし方や日常の習慣が、ダイレクトににじみ出てしまう。少なくともお客様にサービスをする立場にある人は、感性を鈍らせるべきではない。

 

人間は、成果が出ない時「こんなにがんばっているのに」と落ち込むものだ。しかし、自分だけでなく、みんなもがんばっている。そう簡単にチャンスがやってくるものではない。

 

焦らず、自分の番が回って来るのを辛抱強く待つことだ。あきらめず腐らずにだ。ただし、何もせずボーッと待つだけではだめだ。日々、自分なりに智慧を働かせ、創意工夫し、努力を怠らずに待つのだ。

 

古来、日本人は、世のため人のため、相手の立場に立って物事を考え行動してきた。人の心に寄り添い、細やかな発想で商品やサービスを生み出してきた。それが世界で受け入れられてきたのだ。

 

ところが、いつの間にか過去の成功体験に甘んじて、守りに入るようになってしまった。その途端に色あせ、勢いを失った。守りに入ってしまうと、語る夢は消えていくのだ。

 

主語を「私は」という風に、自分にしてみることだ。それだけで「自分がやるべきこと」「伝えるべきこと」「自分がそこにいる理由」を考えざるをえなくなるはずだ。

 

仕舞い忘れていた「思い」の中の「志」を、もう一度、時間をかけて整えて欲しい。自分自身が本来持っているものを見直してみるだけで、暮らしも生き方も変わってくるはずだ。

 

語彙が乏しい人は、感性も乏しくなる。言葉が乱暴な人は、行動も乱暴になる。人は、本人が思っている以上に、口にする言葉に、行動や心理傾向が影響を受けてしまうのだ。

 

「ありがたい」「もちろん、よろこんで」「ぜひ」「きっとできます」といった言葉を使っている人は、何でもできるようになる。一緒にいてワクワクするから人が寄ってくる。

 

日本人の節度と規範を重んじる生き方は、世界中の人たちとの信頼を築いてきた。私たち日本人には、学ぶべき洋の智慧も、見つめ直すべき和の智慧もあるのだ。

 

それぞれの智慧と感性を融合させ、日本人が日本人であることを取り戻すべきだ。それが、これから迎える、さらなる不確実性の時代を切り拓き、世界をリードしていくに足る、日本人の流儀なのだ。

 

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■実践ポイント
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●目指す年収の5%を自己投資する姿勢を持つ

●主語を「私は」にして物事を考える

●言葉を学ぶために、様々なジャンルの本を読む

 

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■まとめ
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あなたは、何人ですか?

 

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

 

GWも後半。
どこもかしこも凄い人ですね(^^ゞ
今年は「安・近・短」がキーワードらしいですよ。
確かに私の地元、横浜周辺もかなりの混雑ぶりです(笑)
楽しくお過ごしくださいね!

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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リッツ・カールトンと日本人の流儀(高野登)
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高野登さん、考えさせられる本をありがとうございます\(^o^)/

 

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