【シェア読書:227冊目】睡眠と脳の科学(古賀良彦)

【睡眠を制するものはすべてを制す!】
医学博士・古賀良彦氏が、睡眠と脳の関係性に着目し「睡眠の質を改善することで、いかにストレスなく脳が冴え渡る状態をつくるか」を考察する。即活用できる睡眠法が満載。

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1分間紹介文
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本日ご紹介するのは、「睡眠」に関する一冊。

 

著者は、古賀良彦さん。
杏林大学医学部精神神経科教授。
専門は、睡眠障害と関連が深い統合失調症、うつ病の治療。

 

あなたに質問です。
「あなたは、自分の睡眠に満足していますか?」

 

「脳は、睡眠によって活性化し、記憶力や運動能力が向上する」
著者は、脳と睡眠の関係性を、このように端的に説いている。

 

でも、どのような睡眠をとれば、効果的なのでしょうか?
この疑問に、現代人の日常に合わせて、さまざまな効果的な睡眠方法をアドバイスするのが本書。

 

最近うまく寝れていないな~と感じる方に、特にオススメ。

 

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本がわかる!要約ポイント
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成人の一晩の睡眠の80%がノンレム睡眠、残りの20%がレム睡眠です。
睡眠中にノンレム睡眠とレム睡眠を4〜5回繰り返すと、熟睡感と快適な目覚めを得られ、睡眠構造としては、理想の睡眠となります。

 

カリフォルニア大学の調査では、毎晩6.5〜7.5時間の睡眠をとっている人の死亡率がもっとも低くなるのに対し、7.5〜8.5時間以上の死亡率は20%高くなる。

 

人間の体内時計による活動モードは、起床後12〜13時間程度。
この時間帯は交感神経が優位になるため、新陳代謝が高められ、体温、脈拍、血圧も高めに保持されるので、脳や体がよく働きます。

 

入浴するなら、ベッドに入る2時間以上前にすませておく。

 

記憶を定着させるためには、学習直後の睡眠に効果がある。

 

不眠気味の人の寝室は、脳に多少の刺激を与えるために、真っ暗よりほの暗い状態がいい。

 

ブルーライトは、可視光線のなかでももっともエネルギーが強く、脳に強い覚醒刺激を与えます。

 

ブルーライトは、LED電灯以外にもパソコン、スマートフォン、テレビなどのデジタル機器からも発せられています。

 

短時間睡眠からのリカバリーは8時間以上眠らないように

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【227-1】ここ一番集中したい時、その12〜13時間前に起床してみる

【227-2】入浴は、就寝2時間前を心がける

【227-3】夜は照明をおさえ目にする

 

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今回のまとめ
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睡眠は、すべての生活の、礎なり!

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】睡眠と脳の科学
【著者名】古賀良彦
出版社祥伝社
【出版日】2014/2/3
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】睡眠脳科学健康法
【頁 数】176ページ
【目 次】
第1章 睡眠のメカニズム
第2章 睡眠が脳を活性化させる
第3章 快眠できる環境を作る
第4章 ケース別の睡眠術
第5章 睡眠と病気の関係
第6章 急増中の「かくれ不眠」
第7章 症状でわかる睡眠障害
終 章 睡眠薬の種類と使いかた

 

気になったら、今すぐお手元に!
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古賀良彦さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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