【書評:218冊目】「幸せをお金で買う」5つの授業(エリザベス・ダン、マイケル・ノートン)

【禁断の議論!お金で幸せは買えるのか?】
心理学者エリザベス・ダン博士とマーケティング専門家マイケル・ノートン博士が、5つの授業を通して「幸せをお金で買う」新しい方法を提案する一冊。今、幸せが変わる!

■この本の紹介文

お金で幸せを買う。
こう言われて、あなたはどう感じますか?

 

本書は、「お金の使い方を変えたら、お金で幸せを買えるのではないか」を考察しながら、お金を幸福に変える方法を提案する一冊。

 

「お金があれば、自由が手に入る」
「お金があっても、幸せになれない」

 

人間は、「お金」と「幸せ」の関係性でもがき苦しんでいます。
そして、未だに明確な答えをもっていません。

 

お金で幸せになれるというのは、ある程度は正で、ある程度は誤である。
こう思っている人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、”ある程度”とはどの程度ですか?
途端に答えに窮してしまうと思います。

 

ここに一石を投じるのが、この本です。
頭の中が大いに刺激される良書です。

 

◆お金で幸せを買う方法とは?

■本がわかる!要約ポイント

ロンドンの住民の多くはビッグ・ベンを一度も訪れたことがありません。
なぜでしょうか?
素晴らしいものがいつも身近にあると、人間というものはそれをあまり大切に思わなくなるものです。
大好きなものに手が届かないように制限をかけると、新鮮な喜びを味わえるようになります。
喜ぶ能力が再生されるのです。

 

豊富さが感謝の敵であるなら、不足は私たちの最良の友

 

有効期限が2カ月先だった場合にはギフト券を使った人はたった6パーセント
一方、
有効期限がもっと短い3週間だった場合には31パーセント

 

マックリブからマセラティまで、あらゆるものにおいて、入手することを制限されると、歓度計がリセットされます。

 

マッサージ中に休憩を取らされた人のほうがマッサージをもっと楽しみ、次回にはもっと料金を払ってもいいと思うようになりました。

 

通勤に片道1時間かかる仕事に就くと、幸福にネガティブなインパクトを与えます。

 

配偶者の通勤時間が長いと、幸福度も低くなる。

 

人は遠い未来を抽象的にながめるとき、こんなことをしたらきっと素晴らしいだろうと考えます。
ところが、近い未来について考えるときには、実行可能かどうかに重点を置いてしまう。

 

●他人に投資するときにインパクトを強める3つの戦略
(1)選択する
(2)つながりをつくる
(3)インパクトを与える

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【218-1】通勤時間を短くする

【218-2】家の近所をゆっくり散歩する

【218-3】お金の使い方を記録する

 

■ひと言まとめ

「お金」と「幸せ」のシーソーゲーム。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「幸せをお金で買う」5つの授業
【著者名】エリザベス・ダン、マイケル・ノートン
出版社KADOKAWA
【出版日】2014/2/22
オススメ度★★★☆☆
こんな時にお金と賢く付き合いたいときに
キーワードマインド哲学人生
【頁 数】254ページ
【目 次】
Prologue 「幸せをお金で買う」5つの原則
Lecture1 経験を買う
Lecture2 ご褒美にする
Lecture3 時間を買う
Lecture4 先に支払って、あとで消費する
Lecture5 他人に投資する
Epilogue 視野を広げよう

 

この本が、あなたを変える!

 

エリザベス・ダンさんとマイケル・ノートンさん。
素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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