【141冊目】現代語訳 論語と算盤(渋沢栄一、(訳)守屋淳)

b141

”成長は、過去の英知の、吸収にあり”日本実業界の父と呼ばれた渋沢栄一の経営哲学が現代語訳で蘇る!色褪せることのない哲学は未来へと繋がっていく・・・







==================
■本の概要
==================
【書籍名】現代語訳 論語と算盤
【著者名】渋沢栄一、(訳)守屋淳
【出版社】筑摩書房
【出版日】2010/2/10
【推薦度】★★★★★
【目 次】
第1章 処世と信条
第2章 立志と学問
第3章 常識と習慣
第4章 仁義と富貴
第5章 理想と迷信
第6章 人格と修養
第7章 算盤と権利
第8章 実業と士道
第9章 教育と情誼
第10章 成敗と運命

 

==================
■本の紹介文
==================
本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

本日ご紹介するのは、「人生哲学」に関する一冊。

著者は、渋沢栄一さん。
日本実業界の父と呼ばれ、その教えは現代に脈々と受け継がれる偉人です。

「論語と算盤」は、言わずとしては古典の名著
近代実業界の父と呼ばれる渋沢栄一の講演録をまとめた書。
ビジネスの秘訣が分かるのはもちろん、資本主義という欲の中で、如何に人として生きるかを示したバイブルであります。

日本人として押さえるべき一冊です。

それでは、本編をはじめます。

 

==================
■読書ノート
==================
道徳の手本にすべき、もっとも重要な教えが載っている本は『論語』だ。ソロバンは、経済活動の象徴だ。そんな『論語』とソロバンとは、一見、不釣合いでかけ離れているように見える。

 
しかし、国の富をなす根源は、社会の基礎的な道徳を基盤とした、正しい素性の富でなければならない。だから『論語』とソロバンというかけ離れたものは、できるだけ一致させる必要がある。

 
また、社会で生き抜いていこうとするなら、まずは『論語』を熟読することが大切だ。私自身、絶対の教えとして、常に自分の傍らから離したことはない。

 
争いはよいのか、悪いのか。私は「何があっても、無くすべきものではない」と考える。世の中を渡っていく上でも、はなはだ必要なものだと信じている。

 
孟子も「敵国や外患がないと、国は必ず滅ぶ」と述べている。国家の発展には、外国と争って「必ず勝って見せる」という意気込みがなければだめだ。

 
「自分を磨く」ということには、箸の上げ下ろしの間の心がけも含まれている。道徳や倫理は、いつも身近な中にあるものだ。

 
喜怒哀楽にも注意すべきだ。人間が世間とのつきあい方を誤るのは、たいてい、感情が暴発してしまうときだ。だから、常に喜怒哀楽のバランスをとっていく必要があるのだ。

 
わざわいの多くは、得意になっているときに起きる。「天下に自分の出来ないことなど無い」とばかりに、どんなこともなめてかかるから、目算がはずれて、とんでもない失敗をするのだ。

 
成功者は、必ず「あの困難をよくやり遂げた」「あの苦痛をよくやり抜いた」という経験を持つものだ。いつも同じ心構えで道理を守り続けるよう、心がけることだ。

 
つまらない仕事に不平を言う者もいるが、経験の少ない若い人に、はじめから重要な仕事を与えるものではない。どんなに些細な仕事でも、それは大きな仕事の小さな一部なのだ。

 
志を途中で変えると、大変な不利益を被る。だから、最初に志を立てるとき、もっと慎重に考えをめぐらす必要がある。

 
成果を焦って大局を観ることを忘れ、目先の出来事にこだわってはわずかな成功に満足してしまう。そうかと思えば、それほどでもない失敗に大きく落胆してしまう。

 
常識とは、何かをする時に極端に走らず、頑固でもなく、善悪を見分け、プラス面とマイナス面に敏感で、言葉や行動がすべて中庸にかなうものだ。人として社会で生きていく上で必ず必要なものだ。

 
習慣とは、人の普段からの振る舞いが積み重なって身に染みついたものだ。悪い習慣を多く持つと悪人になり、よい習慣を多く身につけると善人になる。このように、習慣は人格につながる。

 
人生は努力だ。いつの時期も勉強の心を失ってしまえば、その人の進歩や成長はおぼつかなくなる。同時に、そんな勉強をしない国民によって支えられる国家は、繁栄も発達もやはりできなくなる。

 
人は、一旦怠けてしまえば、最後まで怠けてしまう。怠けていて好結果が生まれることなどない。だからこそ、人はよい習慣を身につけるべきなのだ。勤勉や努力の習慣が必要なのだ。

 
常識の根本とは、親や目上を大切にし、良心的で信頼されることだ。この二つから組み立てた意志を持ち、何事も順序よく進展させ、静かな気持ちで、じっくり考えてから決断することだ。

 
普段から鍛錬しておけば、予想外のことに即答しなければならない時も、それが習い性となって、どんなことにも動じない気持ちを持てるようになるはずだ。

 

==================
■実践ポイント
==================

●「論語」など古典を月2冊読む習慣を取り入れる

 

==================
■まとめ
==================

日々是、鍛錬

 

==================
■編集後記
==================
本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

ちょっと、ボーっとする時間がほしい。
そんなことを感じる今日この頃です(^^ゞ

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

==================
■今回紹介した本
==================

 

★ポチっとクリック頂けると更新の励みになります★

書評・レビュー ブログランキングへ


にほんブログ村

 

 

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る