【書評:126冊目】群れない生き方(桜井章一)

【安易に群れる人に明日はない】
伝説の雀鬼・桜井章一氏が、『群れない生き方』と題して、安易に群れる”弱い人間”が急増していることを危惧しながら、教訓から生まれた”群れずに強く生きる方法”を指南する一冊。

■書籍の紹介文

群れるのが好きか、ひとりが好きか。
あなたはどちらのタイプですか?

 

本書は、安易な方向に流される”弱い人間”が急増していると指摘し、孤独や不安すら楽しめるようになる、”群れずに強く生きる方法”を指南する一冊。

 

不安、恐怖、怒り、悲しみ、・・・・。
人は、さまざまな感情の中を目まぐるしく行き来しています。

 

そして、とくにネガティブな感情が近づいてくると、人は群れようとします。
「不安」や「孤独」といった気持ちを振り払うために。

 

しかし、現代人は堪え性がなくなっていると著者は指摘します。
あまりにも安易に群れようとしていると危惧します。

 

そんな現代人に向けて、含蓄に富んだ言葉を投げかけます。
その言葉を咀嚼し吸収することで、孤独や不安すら楽しめるようになるほど、強く生きられるようになります。

 

人は、ひとりで生まれてひとりで死んでいく。
哲学の話になると、よく目にする言葉です。

 

これが「真」なら、どんな感情にもきちんと向き合える強さを持つべきです。
安易に人に寄りかかるのではなく。

 

ぜひ、ひとつひとつの言葉を咀嚼し吸収しましょう。
それが、本来の自分のあるべき姿かもしれませんよ。

 

◆良い言葉を栄養に!

群れない生き方
桜井章一 SBクリエイティブ 2012-9-19
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■【要約】15個の抜粋ポイント

これからは本能の赴くままに
人間関係をつくっていけ

 

自分のことしか考えていないから
いつもひとりぼっちになってしまう

 

そいつは裏切ったのではない。
単に変化をしただけと考えろ

 

親子の心理的な繋がりを断ち切ると
孤独がやがて孤立へと変わってしまう

 

自分の人生に納得をしたいのなら
一度くらい”独断”をしてみろ

 

苦手なものと接すれば人として成長できる

 

当てにするから苦しくなるし、
病にすらなってしまう

 

どこにいようが自分のすべてを売るな。
”ここだけは譲れない”というものを持て

 

この私にも、君にも、
存在感はちゃんとある

 

素直な気持ちを常に持っていれば、
はみ出そうが何ら問題はない

 

嫌なことがあったら
それとは真逆のことをしてみろ

 

相手を変えようと思わず
自分をどんどん変えていけ

 

緊張する、しないは、プレッシャーを
”やりがい”に変換できるかどうか

 

与えられる生活など捨て、
自ら生みだす意識を持て

 

”分かり合えなくて当たり前”
そう思っていれば人はタフに生きられる

 

■【実践】3個の行動ポイント

【126-1】苦手なもの=成長のチャンスと捉える

【126-2】素直でいる

【126-3】嫌なことがあったら、その真逆をする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】群れない生き方
【著者名】桜井章一
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2012/9/19
オススメ度★★★☆☆
こんな時に生き方に迷ったときに
キーワードことばのチカラ生き方マインド
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 人生は孤独から学べ
第2章 孤立から人間を知る
第3章 雀鬼流・不安を薄める方法
第4章 もっと楽に生きられるはず
第5章 自然が君を導いてくれる

 

この本が、あなたを変える!

群れない生き方
桜井章一 SBクリエイティブ 2012-9-19
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桜井章一さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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