【だから、ぼくはルールに生きる】
2ちゃんやニコ動を手がけた西村博之(ひろゆき)氏が、じぶんが幸せに生きるために設けた21のルールを公開。ルールの成り立ちを紐解くことで、その”無敵の思考”が明らかに!
もくじ
■この本の紹介文
マイルール。
日々の生活で、自分だけのルールを決めていますか?
本書は、「ルールをつくる」という思考法を身につけることで、人生はどんどん楽になっていくと提起し、21のルールを公開しながら「考え方」を解説していく一冊。
著者の考え方の底辺には、つぎの言葉があります。
【世界にはシステムがあって、そのシステムの下でロジック(論理)に従って人や物事が動いていく】(「はじめに」より)
1日の中で、幸せに感じる時間がどれくらいあるのか。
自分が幸せを感じるときは、どんなときか。
著者の淡々とした論調が、いいリラックス効果となり、自然とじぶん自身と向き合っていけます。
そして、徐々にじぶんだけの「自分の軸」の輪郭がみえてきます。
あとは、「自分の軸」をひたすら磨いていくだけです。
その結果、じぶんだけの”無敵の思考”ができあがるのです。
マイルールという強みを、この手に。
◆考え方を決めれば(ルール化)、世界は変わる!
■本がわかる!15の要約ポイント
「いかに物事を決めないでルールに従って暮らすか」というのは、一見すると怠惰のススメに思えるかもしれませんが、迷わないためのルールを決めるとストレスの少ない生活ができます。
最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクを取っておもしろいことにチャレンジできます。
そのチャレンジがあるからこそ、今、成功しているという逆の見方もできますね。
消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエーターになるという方法しかありません。
モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね。
欲と向き合うことをせずに、ただ欲のままにそれを満たし続けるのは、不幸な結末しか待っていません。
「おもしろい企画をしましょう」となったときに、僕のようなフリーランス的に働いている人は有利なポジションになれます。
なぜなら、元々優秀だったやつは、会社に入って揉まれて、おもしろさの角が取れてしまっているからです。
みんなが「おもしろい」「興味がある」と思っている分野は、給料が下がる傾向があります。
人類学系の本は、個々の人間の能力はどうあれ、多数の人間が集まった場合の結論が描かれています。
つまり、歴史の積み重ねであって、人の行動パターンを読む上でかなり参考になります。
人は、予想していたことよりも悪いことが起きると失望をします。
けれど、ちゃんと最悪まで考えておくと、その覚悟がすでにできているので、そこまで大きなショックを受けません。
よく人がやっている考え方に、「時給1000円換算」というものがあります。
「これを1万円で買うってことは、10時間働かないといけないのか」という考え方です。
それを僕は、昔からずっとしてきました。
精神的なお金の使い方をやめると、意外とお金を使うものは少ないと気づくはずです。
そうすると、「自分にごほうび!」とか言っているやつは、だいたいバカだということになります。
金銭感覚を保つためには、「買う瞬間に判断する」ということを徹底することです。
「これにお金は使いたくないな」という気持ちが湧いたら、それは徹底的に貫く努力をしたほうがいいです。
「ほしい」という欲望は、おそらく人間であればどんなものに対しても持ち続けているものだと思います。
なので、それを否定しているわけではありません。
ただ、それを満たしはじまると、永遠に埋まらないと思っているだけです。
スキルを手に入れるときに大事なのは、スキルそのものよりも、そのスキルを手に入れる能力のほうです。
(略)
つまり、「スキルを得るためのスキル」です。
ひとつのスキルがダメになったときに、次に別のスキルを素速く身につけられるかどうかということです。
「仮説を立てて、それが外れたら、見直す」ということを日常的にやっておかないと、その精度は上がりません。
結果、失敗しつづける人生を送ることになります。
■これをやろう!3つの実践ポイント
【1023-1】自分にとっての「最悪の状況」を書き出してみる
【1023-2】人類学系の本を読む
【1023-3】「これにはお金を使いたくない」を書き出す
■ひと言まとめ
自分で考え、自分の軸で生きる
■本日紹介した書籍情報
【書籍名】無敵の思考
【著者名】ひろゆき
【出版社】大和書房
【出版日】2017/7/8
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】他人の生き方に触れたいときに
【キーワード】思考、発想力、マインド
【頁 数】208ページ
【目 次】
序章 そもそもの「ルール」論
第1章 これだけで幸せになれる「考え方」のルール
第2章 これだけで勝てる「能力と仕事」のルール
第3章 これだけで損しない「お金」のルール
終章 二極化の未来に備えよう
この本で、あなたは変わる。
ひろゆきさん、素敵な一冊をありがとうございます^^
■お知らせ
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