【シェア読書:1006冊目】世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術(石川三知)

【食事は、最高の投資対象!】
数々のトップアスリートを育てた栄養管理士・石川三知氏が、世界のピークパフォーマーが実践する食事術を通して、ビジネスパーソンが活用できる脳を操る食事術を公開していく一冊。

■この本の紹介文

この1週間の食事。
どれだけ覚えていますか?

 

本書は、ビジネスの現場もアスリートの極限状況も変わりがないとし、疲れを取り除き、集中力や思考力を最大に上げるために意識すべき食事術を紹介する一冊。

 

目覚めが悪い、寝入りが悪い、食欲不振・・・
コンディションが完璧!という日は、そう多くないと思います。

 

このコンディションを良くする方法に、食事の面からアプローチしていきます。
その内容は、トップアスリートのコンディショニング法に通ずるほど、具体的なメソッドになっています。

 

食事を、ただただ惰性でとるのか。
食事を、将来を見越して意識的にとるのか。
この差が、どれだけの影響を及ぼすのかを考えるのに、よい機会となります。

 

コンディションのいい日を1日でも増やしたい
そう思うのなら、この本は押さえておきたい一冊です。

 

◆食事は、最高の自己投資!

■本がわかる!15の要約ポイント

過酷な状況でも結果を出すために必要なものは、スキルではない。
それを発揮できるコンディションだ。
自分の体を最高の状態に保ち続けることだ。
そのためのソリューションこそが「食事」だ。

 

昨日のランチで何を食べたか覚えているだろうか。
すぐに思い出せない人は、ルーティンでなんとなく食べているのだ。
だが、昨日食べた食事は、今日以降の体の材料になる。

 

人間の行動は大きく分ければ「食べる」「動く」「寝る」の3つだけだ。
たとえば「動く」にあたるトレーニングだけがんばっても、残りの「食べる」「寝る」の質が悪ければパフォーマンスは落ちる。

 

血糖値が下がると甘いものがほしくなり、菓子などで血糖値を上げ、下がるとまたお菓子に手がいく。
こういう人は「イライラする」「疲れやすい」「寝れない」といった負のスパイラルに入りやすい。

 

「心身同一」という言葉がある。
頭の働きや、心の状態のカギを握るのは脳なのだ。
その脳も、食べた物からできている。
そのことを忘れるべきではないのだ。

 

どうしても飲みたいなら、水かせいぜい麦茶にしておくことだ。
最近流行りの炭酸水も悪くない。
ただし、砂糖とリン酸が入っていないものに限るべきだ。

 

遅い食事は太りやすくなる。
ランチから夕食まで10時間も空けたら、脳は危険を感じ、食事の際に次の飢餓に備えて脂肪をため込む よう指令を出す。
結果、予備の脂肪を抱えた体になってしまう。

 

腹持ちがよくてタンパク質が豊富なチーズも、格好の残業食だ。
一緒にハニーラテや香りのいいお茶を飲めば水分補給もばっちりだ。
反対に菓子パンは大きなお菓子だ。
やめておいたほうがいい。

 

寝る二時間以上前に食事を終えていれば、「食べる」と「寝る」の間にきちんと線を引くことができる。
仕事の都合でどうしても夕食が夜10時以降になるなら、やわらかくて脂質の少ないものがいい。

 

深夜であってもスープや味噌汁くらいなら、飲んでかまわない。
疲労困憊ですぐ寝てしまいたい時は、食べないという手もある。
その場合、栄養は翌日の朝食で補えばいいのだ。

 

よく咀嚼すれば、胃液と消化酵素が待ち受けている。
さらにその先の小腸には、噛むことによって指令を受け、分泌された胆汁、腸液、膵液が待ち構えている。
噛めば噛むほど消化吸収がよくなるのだ。

 

小腹が空いた時に条件反射的にチョコレートのようなお菓子を食べていた人は、それをバナナやおにぎりに替える。
缶コーヒーは果汁100%のオレンジジュースにする。
これだけで、仕事のミスは減る。

 

最近ストレスがたまっていると思うなら、いつもの朝食やランチにヨーグルトや生野菜を加えてみることだ。
カルシウムやマグネシウムのサプリメントを飲んで補うのもいい。

 

休憩中は、ドライフルーツやナッツで栄養補給をする。
これらは、血糖値をゆっくり上げ、ビタミンやミネラルが神経伝達系に働いて、疲れた脳をリフレッシュしてくれる効果も期待できるからだ。

 

アスリートが最高のパフォーマンスを上げるために研究されてきた「食」の情報は、アスリート以外の人にも活用できる。
役立ちそうなものから、取り入れてみてほしい。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1006-1】食事を記録する

【1006-2】昼食と夕食の間を10時間開けない。

【1006-3】アスリートの食事法をネットで調べる

 

■ひと言まとめ

食事は、自分でコントロールできること

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術
【著者名】石川三知
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2017/4/28
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】食生活健康法次元上昇
【頁 数】180ページ
【目 次】
序章 食事を変えれば、脳が変わる
第1章 知らずに脳疲労をためる やってはいけない食事の習慣
第2章 パフォーマンスを最大化する! 脳によい食事(HOW)
第3章 【シーン別】何を、どのように食べればいいのか?
第4章 食べても体脂肪がつかない食事
第5章 コンビニ・外食・サプリの正しい使い方

 

この本で、あなたは変わる。

 

石川三知さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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