【連載】書評ブロガーの読書術〜初級編〜(1)

【連載コラム:「決める」読書】
書評ブロガー・米山智裕が、その読書習慣を身につけるまでに実践してきた読書術を紹介するコラム。今回から3回に分けて「書評ブロガーの読書術〜初級編〜」をお届けします。

■目次:書評ブロガーの読書術〜初級編〜

★第1回:線をひく数を最初に決めよう!
第2回:線をひくための3か条!
第3回:読書はリズムが命!

 

■なぜ、線をひく数を決めるのか?

さっそく、「第1回:線をひく数を最初に決めよう!」についてお伝えしていきます。
よろしくお願いいたします。

 

わたしは、線をひくのは一冊あたり”15個”と決めて読書をしています。
当ブログの書評記事をご覧いただければ、お分かりいただけると思います。

 

なぜ15個と決めていると思いますか?
それは、このルールを決めて読むだけで、次の3つの力を磨くことができるからです。

 

■線をひく数を決めるだけで磨ける3つの力
(1)要約力が磨かれる
(2)情報の取捨選択力が磨かれる
(3)アウトプット力が磨かれる

 

あえて数の制限を加えて読むだけで、この3つの力は確実に磨かれていきます。
このことを実感してから、線をひく数を必ず決めて読書をしています。

 

この数の制限を加える効果に気づく前のわたしは、制限なく「ここはチェック!」と思ったら線を引いていました。
その数は1冊あたり30〜40個ほどととても多かったです。

 

しかし、あることがキッカケで、線をひく数に制限をかけて読むヒントを得ました。
そのヒントとは、当時の上司とのこんな雑談です。

 

上司:「それで、その30個の中で一番価値のある文章はどれ?」
米山:「〜〜という文章です」
上司:「なるほど。で、要約するとその本はどうなるの?」
米山:「これこれこうで、こういうことを述べた本です」
上司:「なるほど。いまの説明で使った文章は、30個のうちいくつ?」
米山:「おおむね10個です」
上司:「だよね?残りの20個って、価値あるの?」
米山:「・・・・。ありません。」

 

この雑談をキッカケとして、どうすれば密度の濃い読書ができるのかを考えるようになりました。
その結果、線をひく数を決めて読む、現在の15個と決めて読む読書にたどり着きました。

 

当然、30〜40個→15個にするわけですから大変です。
どこを減らし、どこを残すのか、なぜその判断をしたのか。
いろいろと頭の中で格闘しなければいけません。

 

ところが、この絞り込む作業によって、読書の質が飛躍的に高められたのです。
なぜなら、絞り込むことで、本の内容を整理して記憶することにつながっていたからです。

 

整理をして頭の中にストックされているので、書籍のタイトルなどは忘れてしまっていても、折につけて重要な一節が頭の中に浮かび、仕事やプライベートに役立ったことは数知れずです。

 

線をひく数を決めて読む。
すぐに始められることですので、ゲーム感覚でぜひ試してみてください。

 

とは言っても、いきなり線を引く数を決めると、窮屈感や抵抗感があると思います。
さらに、「米山は15個かもしれないけど、自分が15個とは限らない」と思うかもしれませんね。

 

おっしゃる通りです。
ここで参考までに、わたしが15個という数にたどり着くまでのステップを紹介します。

 

■線をひく数を決める3つのステップ
STEP1:気になった文章に線をひく(数は無制限)
STEP2:線を引いた数と文章をノートに書き出す
STEP3:書き出した文章を半分に削減する

 

この3つのステップを繰り返すことで、あなたに合った「線をひく数」が見えてきます。
と同時に、上記の「■線をひく数を決めるだけで磨ける3つの力」を磨かれます。

 

しかしながら、「STEP3」のときは1つ注意が必要です。
それは、適当に半分にしないでいただきたいということです。

 

どういうことかというと、あくまでその本を要約するつもりで半分に削減してほしいということです。
目標は、半分に削減した文章を第三者が読んだときに、その本がどういう本かイメージできることです。

 

そうすることで、自分の頭の中でも本の内容が整理でき、他人にお話するときもスムーズに伝えることができるようになります。
すなわち、本を読み終わった後もきちんと活用できる素地が出来上がるということにつながっていきます。

 

最後に、「線をひく数」がわかったら、さらにその数から「ー5」をしてください。
それを、線をひく数の目標数とします。
(米山の場合:40個→(3つのステップ)→20個→(ー5)→15個)

 

この「ー5」の理由は、もう一段自分の頭に負荷をかけるという意味です。
チャレンジすると、要約を崩さずに5個減らすのは結構大変です。

 

したがって、それだけ頭をフル稼働するので、頭の中につよく印象が残ります。
3つのSTEPに慣れてきたら、4つのSTEPとして「−5する」にチャレンジしてみてください。

 

■今回のまとめ

◎読む前に、線をひく数を決める
◎線をひく数を決めることで「要約力」「情報の取捨選択力」「アウトプット力」が磨かれる

 

了。

 

お読みいただきありがとうございました。
次回は、「第2回:線をひくための3か条!」をお届けします。

 

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photo credit: Miquel Fabré MY THREE JEWELS – MIS TRES JOYAS via photopin (license)

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