【シェア読書:005冊目】未来の働き方を考えよう(ちきりん)

b005
【未来を今考える!】社会派論客・ちきりんさんが、未来の働き方を考察した一冊。多様化・グローバル化しフラットになる世界。今の積み重ねが未来になる。なら、未来をきちんと考えるのは今であるべきですよね?



===================
書籍情報
===================
【書籍名】未来の働き方を考えよう
【著者名】ちきりん
【出版社】文藝春秋
【出版日】2013/6/12
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】将来について考えたいときに
【頁 数】223ページ
【目 次】
〈序章〉 ”働き方本”ブームが示すモノ
〈第一章〉現状維持の先にある未来
〈第二章〉世界を変える3つの革命的変化
〈第三章〉新しい働き方を模索する若者たち
〈第四章〉「ふたつの人生を生きる」
〈第五章〉求められる発想の転換
〈終章〉 オリジナル人生を設計するために

 

===================
本書を読む理由
===================

・ちきりんさんの本はいつ読んでも面白いから

・ちょうど将来について考えている時に目にしたから

・ちきりんさんが未来をどう捉えているのか興味があったから

 

===================
1分間紹介文
===================

 

本日ご紹介する一冊は【未来の働き方を考えよう】

 

著者は、ちきりんさん。
様々な提言を発信し続ける社会派ブロガー。「Chikirinの日記」はオススメ。

 

アナタへの質問です。
あなたは、未来のことを考えることを、未来の自分に委ねてしまっていませんか?

 

本書は、ちきりんさんの見識と、様々な参考文献から、激変する世界をこれからどういう心構えで生きていけばいいのかを、まとめた内容になっています。

 

統計情報から見通せる未来の社会像から論を始め、
激変する社会とは何が激変しているのかをまとめ、
すでに激変する荒波へ人知れずチャレンジしている若者の実情を語り、
底から見えてくる”未来の働き方”を非常にスムーズに構成されております。

 

これから先どうやって自分の人生を切り拓いていけばいいのか。
投げやりだが、自分で考え、自分で実行し、自分で失敗し、自分で修正、するしかない。

 

そのことに気づかせてくれた一冊だ。

 

===================
Key Phrase(15の気に入った一文)
===================

 

正しい生き方、正しい働き方などというものは存在しません。また、自分には今の働き方以外、何も選択肢はないなどと、最初からあきらめてしまう必要もありません。私たちは今、自分なりの働き方を選べる時代に生きています。

 

小さい子どものいる共働き夫婦で、妻に海外赴任の打診があった場合も同じです。それが妻にとって大きなキャリアチャンスだとしましょう。夫は妻に「子どもはオレが日本で育てるから、安心して海外に行ってきなよ」と言いますか?「オレが仕事を辞め、彼女の転勤についていくべきじゃないか?」と考えたりはしませんか?

 

●3つのパワーシフト
その1 大組織から個人へ byIT革命
その2 先進国から新興国へ byグローバルゼーション
その3 ストックからフローへ by人生の長期化

 

急速に進んだIT化やグローバリゼーションの進行が、大組織にいる”若くない人たち”を一気に時代遅れにしてしまい、若い世代から見ると、「なにこの人?」みたいな中高年社員が激増している

 

需要が圧倒的に大きな市場(IT・WEB系や医療・介護系)で手に職をつければ、それ(大企業人生)とは一線を画した新しい働き方が手に入ります。それは一定期間働くごとに、リフレッシュや個人の趣味のため、そして家族のために、数カ月の休みを挟むという、いわば「間欠泉的なキャリア」です。

 

大事なのは「資格の有無」ではなく「市場のニーズの有無」

 

「働くこと」と「生きる意味」を切り離し、仕事からは生活費とスキルだけを得て、仲間や、社会からの承認、そして生き甲斐に関しては、ボランティアや趣味のコミュニティから得ようと考えるのも、きわめて合理的な判断

 

従来の働き方は、20代で就職した後65歳まで42年間働き、定年後は寿命まで余生を楽しむというものでした。しかし今度は、職業生活をふたつに分け、職業も二回選び、前半と後半で異なる働き方をするのだと、考えるのです。

 

いくらおもしろい仕事でも40年は長すぎです。20年×2種類か、10年×4種類か、一生の間に、いろんな仕事、いろんな働き方を体験するほうが、よほど楽しそう

 

すべての大きな出費は、「この買い物をしなければ、自分は何年分、早く引退できるか」という年月換算

 

私たちはあたかも、人生がいつまでも続くように思いがちですが、そうではない可能性だってある

 

人生はいつまで続くかわからない。この意識をもつことが、くだらない世間の”あるべき論”に汲々と従う生き方にたいして、立ち向かう原動力

 

誰かの人生ではなく、自分の人生を生きること。周りにどうみられるかではなく、自分が心から気持よいと思える人生を送ること。それがなによりも大事なこと

 

●オリジナル人生を設計するために
ステップ1 手に入れたい人生を明確にしよう!
ステップ2 複数の将来シナリオをもとう!
ステップ3 市場で稼ぐ力をつけよう!

 

どんどん”市場化”が進む社会では「市場に巻き込まれないよう逃げ回る」とか「自分を守ってくれそうな組織にしがみつく」より、市場の中でいかに勝ち残っていくかを考え、市場で選ばれる力、市場から稼ぐ力をつけようと努力するほうが、よほど有益です。特にこれから50年近く働くことになる若者は、このことを肝に銘じておくべきでしょう。

 

===================
Take Action(実践ポイント)
===================

 

【005-001】自分の中にある、手に入れたい将来を書き出す

 

【005-002】「スキル」と「将来」から、複数の人生シナリオを作成する

 

【005-003】「フローの力」を磨くように日々意識して行動する

 

===================
今回のまとめ
===================

今の積み重ねが未来になる。未来を良くするには今を全力に。

 

===================
編集後記
===================
本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

サイト開設して数日。
まだまだWordpressの扱いに悪戦苦闘の毎日。
日々勉強ですよね(^^;

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

===================
今回紹介した本
===================

未来の働き方を考えよう

b005

ちきりんさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

===================
読了までの時間
===================

01時間21分。
通勤時間に。

 



 

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る