【シェア読書:985冊目】あらゆる不調が解決する 最高の歩き方(園原健弘)

【オリンピック選手が教える”歩き方”】
ウォーキングプロデューサー・園原健弘氏が、健康に長生きするための「歩き方」のコツと習慣を解説する一冊。正しい歩き方を身につけることで、あらゆる不調が解決する!

■この本の紹介文

毎日の歩数。
健康にどれくらい影響すると思いますか?

 

本書は、日常生活の歩きにすこし意識を加えるだけで健康になると提起し、歩くことを積極的にとりいれることによって人生の質を向上させる方法を解説していく一冊。

 

ある意味、究極的な自己啓発本だなと読みながら感じます。
なぜなら、ハンディキャップがある方を除き、歩くことは人間としての基本動作です。

 

あたりまえのことに、どれだけ意識を向けることができるか。
意識を向けた上で、どれだけ自分を向上させていくことができるのか。

 

「歩く」ことに目を向けることで、自分と向き合う。
そんな一冊ではないかという印象を受けます。

 

単なる健康増進のためのウォーキング本ではありません。
最高の人生を送るために、どう歩くかを考えるウォーキング本です。

 

歩くことを、深く考える一冊。

 

◆正しい歩き方は、正しい人生につながっていく。

■本がわかる!15の要約ポイント

「生まれつきこんな歩きだからしょうがないでしょ」と思うかもしれませんが、動きを意識して歩き続ければ、2ヵ月程度で変化します。
動きが変われば、体型も変わります。
歩きを変えれば、骨格のゆがみや筋肉のバランスを整えることができます。
あなたにとって楽な歩きが、決していい動きとは言えません。

 

速く歩ける人のほうが、死亡率が低い

 

ウォーキングにおいては、時速8キロメートル程度でも腱は稼働しないため、筋肉の稼働がますます盛んになり、エネルギー消費量が大きくなります。
つまり時速8キロメートル以上の速さでのウォーキングは、ランニングより苦しいということになります。

 

●歩きにとっての正しい立ち姿勢
(1)太ももの前を手で触って、リラックスしていることを確認します
(2)そのまま上体を起こしていけば、骨盤が前傾した理想の立ち方になります

 

●歩くときにまず意識すべき3つのこと
(1)胸(みぞおちあたり)から振り出す意識で歩く
(2)ふとももの内側同士をぶつけるくらいの意識で歩く
(3)かかとで着地する

 

正しい歩行技術を習得するためには、とにかく反復練習をすることです。
一回その動作をやったからといって、すぐできるようにはなりません。

 

●1日当たりの歩数と予防できる病気
4000歩:うつ病
5000歩:認知症、脳梗塞
7000歩:骨粗しょう症、動脈硬化
8000歩:糖尿病、メタボリック症候群

 

運動強度が高いときは糖質が使われ、運動強度を下げると脂肪が使われるようになるということです。
(略)
しゃべれるときは酸素の供給が追いつくので脂肪が燃える、しゃべれないくらいきつい運動のときには脂肪は燃えていない、ということです。

 

吐くほうを意識して歩けば、腹筋を自然と使います。
意識してお腹を凹ませて吐いてもOKです。
酸素を取り込んで脂肪を燃やす、腹筋を使ってお腹まわりシェイプアップ、一石二鳥の歩き方です。
日常生活のなかでも深い呼吸を意識してください。
1分間に4回くらいの深い呼吸を1日1回はするようにしましょう。

 

運動不足の心当たりがある方は、歩くときにふくらはぎの筋肉をしっかり使えるように、かかと着地ウォーキングをしてください。

 

1分間に103歩程度で歩けば、3メッツの強度のウォーキングになり、1分間に19歩増やせば、運動強度がワンランクアップする、というデータが出ています。

 

●肩甲骨エクササイズで、身体の不調をリセット
(1)平泳ぎで泳いでいるイメージで、両腕を同時に後ろに回します
(2)クロールで泳いでいるイメージで、左右の腕を交互に前に回します
(3)背泳ぎで泳いでいるイメージで、左右の腕を交互に後ろに回します
(4)バタフライで泳いでいるイメージで、両腕を同時に前に回します
※手は肩口をつまんでおこなう
※各5回ずつを目安におこなう

 

ウォーキングにさまざまな効果があるのは疑いのない事実ですが、体脂肪が燃える運動と言われている割には効率が悪い、という現実も認識してください。

 

シューズの選択を間違うと、シューズそのものが原因で、筋肉に過度な緊張を生み出したり、歩いているのに余計に疲れて肩こりがひどくなったり、代謝が悪くなったり、ということがあります。

 

「健康になるために歩く」のではなく、「楽しく歩いていたら健康になった」です。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【985-1】息を吐くことを意識しながら歩く

【985-2】かかとから着地することを意識して歩く

【985-3】指先がきちんと伸ばせる靴を選ぶ

 

■ひと言まとめ

きちんと歩くことは、人間でいることと同義。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】あらゆる不調が解決する 最高の歩き方
【著者名】園原健弘
出版社きずな出版
【出版日】2017/1/21
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法生活習慣術ダイエット術
【頁 数】168ページ
【目 次】
第1章 「最高の歩き方」を身につける前に知っておきたい基本とマインド
第2章 みるみる健康になる! 最高の歩き方「実践レッスン」
第3章 体脂肪、血糖値、血圧……あらゆる悩みを解決する「数値改善ウォーキング」
第4章 「最高の歩き方」のあるライフスタイルを実現する
第5章 ウォーキングの効果を劇的に上げるための習慣

 

気になったら、今すぐお手元に!

 

園原健弘さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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