親しみやすさと馴れ馴れしさ。
ここを区別しないと客は離れる。
来店したときに、家族のように親しみをもって迎えてくれる。
これは、とてもリラックスさせてくれる。
事務的で愛想のない接客は、ワクワク感を消す。
事務的で愛想のない接客は、記憶に残らない。
親しみのある接客は、ワクワク感が増す。
親しみのある接客は、記憶に残る。
親しみやすさは、強力な武器になる。
だから、親しみやすさがどうすれば出るのか、日々考える。
しかし、1つだけ絶対にやってはいけないことがある。
それは、親しみやすさと馴れ馴れしさを混同することだ。
親しみやすさと馴れ馴れしさは決定的な違いがある。
ここを間違えると、自然と客は離れていく。
『親しき仲にも礼儀あり』
まさに、このことわざの通りである。
ちなみに、『親しき仲にも礼儀あり』とは、
どんなに親密な間柄であっても、守るべき礼儀があるということを指すことわざだ。
たとえば、長年通っているヘアーサロン。
友人のように雑談をし、「いつも通り」といえば、細かい指示なしに仕上げてくれる。
そこに、かしこまった敬語や接客は不要だ。
お互いニコニコしながら、接客を受けながらも、ひと時を楽しむ。
これが親しみのある接客だ。
ただ、ここに次のようなことが入ると、一気に冷める。
ピロロロ…、私用の携帯電話が鳴る。
相手:「わりー、ちょっと待っててくれる」
自分:「はーい」(ひと返事くらいはいいかな)
〜ふつうに雑談〜(うん?緊急性はなさそう)
自分:(「接客中だ」の断りくらいいれたら?)
〜雑談継続中〜
自分:(アイツ…○××××/表現できません)
〜電話終了〜
相手:「いや〜、今度の休みにさ〜」と雑談の報告…
自分:生返事。(わりーの謝罪もなしか、コイツ)
親しみやすさは、とても重要である。
ここは、何にも増して強い武器になると思う。
でも、ただの親しみやすさではない。
親しみやすい(接客)なのだ。
接客意識を忘れた親しみやすさ。
これが、馴れ馴れしさになる。
この馴れ馴れしさを感じたら、どう思うか。
「こいつ、ナメているな?」しかない。
こうなったら、客側でとる方法は1つしかない。
その店には、行かない。
『親しき仲にも礼儀あり』
これを、常に意識することが大切である。
何も接客に限ったことではない。
あらゆるシーンで、意識し実践する必要がある。
これが自然にできている人は、信頼される人だ。
そして、この信頼の上に成り立つのが、親しみやすさなのだ。
親しみやすさと馴れ馴れしさ。
いま一度心に問うて、襟を正したい。
親しみやすさと馴れ馴れしさ。
ここを区別しないと客は離れる。
了。
お読みいただき、ありがとうございました!
今日も良い1日をお過ごしください\(^o^)/
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