【シェア読書:968冊目】相手も自分も疲れないほんとうの気遣いのコツ(三上ナナエ)

【気遣いで気疲れしないために】
マナー講師・三上ナナエ氏が、相手も自分も疲れないほんとうの気遣いのコツを、31のポイントで丁寧に解説する。じぶんのこころを大切に、無理なく自然な気遣いを自分のものに。

■この本の紹介文

あれ?気分を害しちゃったかな?
相手の反応が気になって疲れる、そんな経験がある人は読みたい。

 

本書は、「無理なく」をキーワードに、相手を不快にさせないマナーを保ちながら、さりげなく気遣いする方法を、31のポイントにして解説した一冊。

 

気遣いとは、自分を苦しめてやるものではありません。
相手のために自分が我慢するのではなく、相手と一緒に自分も温かい気持ちになるものです。

 

また、気遣いは一方的であっては意味がありません
最低限のコミュニケーションマナーを守った上で、気遣いがあるのです。

 

このような、気遣いに対する心構えから実践方法、気遣いの楽しみ方までを体系的に学べる構成になっています。
これを1つ1つ身につけていくことで、相手も自分も幸せな気持ちになっていきます。

 

気疲れしない気遣い
ぜひ身につけたい・・・。

 

◆無理のない、気遣い。

■本がわかる!15の要約ポイント

気遣いへの「怖れ」の多くが「人からどう思われるかが怖い」からだ。
それが気疲れにつながる。
だが「怖れ」の大半は「思い込み」からだ。
「勇気」をもって進むべきだ。
その時、気遣いは変わる。

 

自分の思いや、気持ちをその場で相手に伝えることだ。
思いや気持ちを押し殺していると、波風は立たないが、不満が積もる。
やがて関係性悪化につながる。

 

人と長く、良い関係を保てる人は、相手を責めず、自分の思いも伝えられる人だ。
そのためには「こうすべき」でなく「私はこう感じる」というIメッセージを使いながら伝えてみることだ。

 

褒められたら、感じた気持ちをそのまま言葉にすることだ。
または、言ってくれたことに「お礼」で返してみる。

 

自己開示をすることで、相手に自分のことをわかってもらえるかもしれない。
言葉にすることで、ずっと抱えていたモヤモヤから解放される感覚も生まれるかもしれない。

 

相手の態度や言動、行動が「イヤだな」と思うなら、それは自分の中にある「こういうものだ」という基準と、相手の態度・言動・行動にズレが生じているからだ。

 

お願い事を断るのに大切なことは、相手と相手の依頼に対して敬意を払うということだ。
それを伝えた上で断る。
断ったことで相手の態度が変わったら、そこまでの関係と割り切ることだ。

 

「自分は役に立つ」という感覚を“効力感”という。
何かをして、好ましい反応を返してもらえると、効力感が高まる。
人は、効力感を覚えることで積極的に行動し、成長していくのだ。

 

納得いかないアドバイスでも「自分を否定しているわけではない」と気持ちを切り替えることだ。
そして、相手の気持ちを受け取り、感謝を伝える。
さらに紙に書いて保留にする。
これを習慣にする。

 

アドバイスを受け取ることが習慣になると、反射的な拒否の態度や言葉が改善される。
その結果、色々な人が言葉をかけてくれるようになる。
そういう人がたくさんいることこそが財産なのだ。

 

他者からの評価が、気になる人は多い。
人の評価は、あくまでその人の基準からの評価に過ぎない。
一喜一憂しても仕方がない。
自分が手を下せるのは、過去でも未来でもなく「今この瞬間」だけだ。

 

自分なりの「今ここ集中スイッチ」を見つけることが難しければ「今ここ集中、ただそれだけ」と唱えてみればいい。
シンプルだが、意外と効くはずだ。

 

機嫌が悪い状態でいると、コミュニケーションもすれ違い、誤解が起こりがちだ。
自分が不機嫌な状態になる前に、うまく自分を癒したり、解放してくれることに時間をとることが大切だ。

 

一生懸命やっても、人は過ちを犯してしまうのだ。
そんな人間らしさを許容して、その人が変わる可能性を信じてあげる。
人から好かれたり、うまくいっている人は、少なからずこの感覚を持つ人だ。

 

自分の一番の理解者は、自分自身のはずだ。
だから、そんな時こそ、自分に対して、親友に接するかのように、励ましたり、いいところを認めてあげたりしてあげるべきなのだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【968-1】思いは、その場で伝えるように心がける

【968-2】相手と自分の価値観は違うことを、常に心に止める

【968-3】褒められたら、謙遜ではなく御礼を伝える

 

■ひと言まとめ

気遣いが、気疲れにならないために…。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】相手も自分も疲れないほんとうの気遣いのコツ
【著者名】三上ナナエ
出版社大和書房
【出版日】2017/4/19
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】明日の人間関係を良くしたいときに
【キーワード】人間関係マインド引き寄せ
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 自然と気遣いできるすてきな習慣
第2章 場が和むコミュニケーションのコツ
第3章 自分も相手も疲れない気遣いの方法
第4章 気遣いで疲れないための心がまえ

 

気になったら、今すぐお手元に!

 

三上ナナエさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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