【プロの読書術を我が手に!】
元週刊ダイヤモンド編集長・坪井賢一氏が、本の探し方から読み方まで、秘伝の読書テクニックを公開。時間がないと思っている人も「その手があったか!」と、その即効読書術に驚く。
読書時間。
この一週間でどれくらいですか?
本書は、仕事に役立つ情報を、効率よく得るために必要な読書術を公開する一冊。
本を選ぶ「選書術」
本を読む「読書術」
それぞれの技術について、場所・時間・道具・方法ごとに、週刊ダイヤモンド編集長をつとめた著者の長年にわたって培った技術を、惜しげもなく教えているのが最大の価値。
「本は買って読むもの」というのが、わたしの考え方です。
そのため、図書館の活用をすすめていることには、ちょっと反発も覚えてしまいました。
しかし、電車の中の読書や通勤ルートを使っての読書時間確保など、明日からすぐに実践できる方法もたくさんあり、書評家のわたしもヒントをいただけました。
もう少し読書の時間がほしい。
そんなあなたの要望に応えるくれる一冊です。
◆読書の密度が濃くなる!
鉄道は読書に最適である。
超満員でなければ立ったままでも読める。
上下動があまりなく、動作の方向を予測できるので乗り物酔いすることがない。
やっぱり自分の眼だよ。
選択眼を鍛えるには、リアル書店の店頭を毎日観察することがいちばんなのだ。
自分の判断力を鍛えるには、まず複数のネット書店を検索することだ。
なるべくざっくりしたキーワードがいい。
●絶版になっている古書をネットで探す方法
第1に「日本の古本屋」
第2に「スーパー源氏」
第3に「Amazonの中古」
ショッピングモールや寺社の境内で開催される各地の古書市を見て歩くのも楽しい。
古書市は「古本まつり」などいろいろな名称で、全国各地で開催されている。
出品者は各地の古書籍商組合の加盟店だ。
参加店が自信のある本を出品しているので、ぶらぶらしていてもよい本に出会う確率は上がる。
図書館は、じつはビジネスパーソンのための情報の宝庫なのである。
●図書館の一般的な選び方5つの基準
(1)蔵書数
(2)夜間利用時間
(3)駅から徒歩圏内にあること
(4)独立したレファレンス室があること
(5)コピーがセルフサービスの図書館
携帯用の「書見台」は存在しないが、ほぼ同じ機能を持つ「携帯ブックホルダー」をいつもバッグの中に入れている。
●読み方の分類
(1)熟読玩味すべき本
(2)いちおうの精読で済ませる本
(3)全体の中の一部だけ読む本
(4)斜め読みする本
(5)目次・序文だけを読む本
電子書籍は検索が自由にできるので、必要箇所を探す時間は大幅に短縮された。
ウェブ上に散乱する文章はなるべく読まないほうがいい。
まあ、ホビーに関するブログなら問題ないが。
ウェブマガジンは、出版社や新聞社など、きちんと取材・調査して書いているメディアならば読んでも問題はない。
「この本は失敗」と思って放り出すのではなく、最後の奥付までページをめくる。
この動作によって発見があるというわけだ。
書き込んでいくことが読書術の核心
●書き込みのメリット
・集中しやすい
・ポイントがわかるので、再読のスピードが上がる
・読みながら編集、リデザインすることになる
・本はテキストが入っているノートである
すぐに動かないと本は逃げてしまう、チャンスがあればすぐに買いに行け
【945-1】毎日、書店に通う習慣をつける
【945-2】近所で開催されている古書市を調べて、行ってみる
【945-3】自分が目にしている情報の質に、常に注意する
ちょっとした工夫で、読書時間は増やせる!
【書籍名】その手があったか! 時間がない人のための即効読書術
【著者名】坪井賢一
【出版社】洋泉社
【出版日】2017/3/11
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】読む力を身につけたいときに
【キーワード】読書術、情報整理、インプット
【頁 数】187ページ
【目 次】
序 「読書生産性」の向上を目指せ
第1章 移動の読書術
第2章 本の選択眼を鍛える方法
第3章 道具が読書生産性を上げる
第4章 斜め読みと書き込みの技術
気になったら、今すぐお手元に!
坪井賢一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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