【シェア読書:863冊目】一言力(川上徹也)

【一言力は、一点物の宝石!】
コピーライター・川上徹也氏が、本質をえぐる表現力=一言力の実践的なノウハウを紹介。要約力・断言力など、一言力を構成する7つの能力が身につくと、あなたの一言に相手は唸る。

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この本の紹介文
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少し思い起こしてください。
最近、こころに残ったフレーズはなんですか?

 

本書は、コピーライターの経験から編み出した、人をグッと惹きつけて離さない「一言力」のノウハウを、あなたが身につけるために書き下ろした一冊

 

「一言力」とは
「短く本質をえぐる言葉で表現する能力」と、本書では定義されている。

 

「本質をえぐる」とは、「的を得る」「核心をつく」「小気味よい」など、思わず「うまいな〜」と思ったり、しばらく頭の中に残ったりする、そんな短い言葉を指す。

 

メールボックスやツイッターの画面を想像してみてください。
洪水のように言葉が流れてきますよね?

 

その時にパッと指を止めるのは、気になる1フレーズが目に飛び込んだときだと思います。
この指を止めさせる力こそ、「一言力」なのです。

 

この本は、著者が長年蓄積してきたノウハウを一気に学ぶことができる、またとない機会。
あなたのメールの件名が・・・
あなたのブログのタイトルが・・・
あなたのSNSの投稿が・・・
劇的に変わりはじめる。

 

「一言力」を構成するのは以下の7つの能力。
(1)要約力:情報、いいたいことを短く要約する技
(2)断言力:リスクを負って言い切る技
(3)発問力:相手が思わず答えを探す問いかけをする技
(4)短答力:相手の質問に短く的確にコメントする技
(5)命名力:興味をひくネーミングやタイトルをつける技
(6)比喩力:相手が腹落ちする比喩を瞬時に言う技
(7)旗印力:多くの人を引っ張る旗印やスローガンをつくる技

 

さぁ、順を追って学びましょう。
オススメです。

 

◆一言力は、強烈な光を放つ!
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本がわかる!15の要約ポイント
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「要約力」とは、多くの情報の中から「重要な部分を簡潔にまとめて伝える力」のことをいいます。
要約できなければ、一言で言える道理はありません。
「一言力」に、まず「要約力」が必要なのは自然の理です。

 

あなたも自分自身の日々の仕事や、上司への報告、上司や得意先からの指示を13文字以内に圧縮したタイトルにして、手帳やノートに記入する習慣をつけてみましょう。

 

断言することは、話者の意思を明確にするということです。
自然に力が生まれ、信頼を勝ち取りやすくなります。

 

書き言葉である文章では、潔く断言することが基本です。

 

わからないことを聞くのが「質問」で、語りかける側が問いをつくるのが「発問」です。
短く効果的な「問いかけ」ができると、あなたの言葉は相手の心の奥底まですーっと入っていきます。
広告のキャッチコピーに「問いかけ型」が多いのも、この性質を利用したものです。

 

ではなぜ「問いかけ」は、人の心を刺すのでしょう。
それは、人は問いかけられると「答え」を探す習性があるからです。

 

「一言力」に必要な能力の4番目は「短答力」です。
相手から何か質問された時に短く鋭い答えを言えたり、何かについて意見や感想を求められた時に的確なコメントが言えたりする能力のことをいいます。
「コメント力」と言い換えてもいいでしょう。

 

●「視点がおもしろいコメント」を言うための5つのヒント
(1)イタコ法
(2)なんでも比較法
(3)ネガポジ変化法
(4)自分の庭に法
(5)流行ベンチマーク法

 

「名前」はその人や物を表す「顔」とも言える、重要なポイントです。
的確な名前をつけることで、長々と説明しなければならないことを、ずばり言い表すことができます。
まさに「一言力」に必要な能力です。

 

●ネーミングの基本「3つのS」
(1)ショートshort:短い名前にする。できれば7字以内が理想。
(2)シンプルsimple:わかりやすく覚えやすい名前にする。
(3)ストレートstraight:まっすぐ機能等を訴える名前にする。

 

話し言葉においても、書き言葉においても、うまい「比喩」を使える人は、一目おかれます。
うまいたとえ話があると、本来長々説明しなければならないことが、シャープにまとめられます。
つまりわかりやすくなるのです。

 

会話の中で比喩を思いつくようになるには、どのような訓練をすればいいでしょう。
まずは、比喩で表したい対象と、別のものの共通点を探すことから始めてみましょう。

 

「旗印」とは別の言葉に置き換えると、「標語」「指針」「合い言葉」のこと。
英語の「スローガン」もほとんど同じ意味です。

 

●刺さるスローガンのつくり方
(1)短く、やさしく、覚えやすい言葉で
(2)何かしらの新しい発見や哲学がある
(3)羅針盤になる1行に

 

「一言」をきっかけにしたセレンディピティ(偶然を幸運に変える力)

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【863-1】13文字日記をつける

【863-2】「要するに」と要約する習慣をつける

【863-3】短くシンプルにを意識して文章を書く

 

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■今回のまとめ
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一言力は、魂の結晶。

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】一言力
【著者名】川上徹也
出版社幻冬舎
【出版日】2016/11/30
オススメ度★★★★☆
【こんな時に】書く力を身につけたいときに
【キーワード】文章力ことばのチカラ伝える
【頁 数】220ページ
【目 次】
第1章 要約力
第2章 断言力
第3章 発問力
第4章 短答力
第5章 命名力
第6章 比喩力
第7章 旗印力

 

気になったら、今すぐお手元に!
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川上徹也さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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