【シェア読書:856冊目】そもそも、何を話せばいいかわからない人のための雑談術(櫻井弘)

【会話が苦手からあなたを救う】
櫻井弘話し方研究所代表・櫻井弘氏が、「そもそも、何を話せばいいかわからない!」と悩む人のための「ちょっとしたコツ」を紹介。この会話術を身につけたあなたは、笑顔で雑談する。

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この本の紹介文
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会話術の本をたくさん読んだ。
しかし、いざ使う場面になると何を話せばいいのか分からない。
そんな真面目なあなたの心を軽くする「ちょっとしたコツ」の話。

 

本書は、口下手や人見知りといったコミュニケーションで悩んでいるあなたに向けて、軽い気持ちで自然な笑顔をまとい、周囲と関われるようになる雑談術を紹介した一冊

 

まずは、2つのことを理解してから読みましょう。
(1)あなたは、決して「会話下手」ではありません
(2)あなたは、決して「会話上手」になる必要はありません
この2つです。

 

この本には、40個の「ちょっとしたコツ」が収録されています。
どのコツも、実際の職場や日常シーンを頭でイメージしながら読める構成になっています。
また、それぞれのシーンで【BAD】と【GOOD】を対比させているので、今のあなたがそのコツを身につけているかも簡単に診断できます。

 

あなたは会話下手ではありません。
あなたは会話上手になる必要もありません。

 

あなたの目的は、楽しく会話することです。
そのために、40個のコツを楽しんでください。

 

◆会話を楽しいものにするために。
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本がわかる!15の要約ポイント
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雑談の目的は相手との関係づくりにありますから、こちらが投げかけた話に相手も乗ってこられるものでなくてはいけません。

 

ポジティブな雑談から入ることができれば、話の流れもプラスのほうに向かい、最終的には自分にとってプラスの着地点で終わることも多くなります。
きっと、そのほうが自分にとっても、相手にとっても楽しいですよね。

 

雑談に限らず、人と会話をするときの大原則について押さえておきましょう。
私はそれを「か・い・わ」という、3つの頭文字で教えています。
か:簡潔に
い:印象深く
わ:わかりやすく
この3原則にはそれぞれ3つのポイントがあり、それで「3×3」ということになります。
「か=簡潔に」であれば、①キーワードを入れる②歯切れよく話す③「結論先行」で話す、という3点です。

 

相手の得意分話の話題と、自分の得意分野の話題、どちらが会話するのに楽かといったら、これは圧倒的に「相手の得意分野の話題」なのです。

 

相手から話されたテーマに対し、どのように答えたらいいかわからなくなったら、とにかく「ド」で始まる質問をしてみる、というものです。
「どういうことですか?」
「どうしてそれが可能だったんですか?」
「どこで起こったことですか?」
「どなたが当てはまりますか?」

 

「共感」の意思は、”あいづち”を打つことによって相手に伝わる

 

「話を整理しながら聞く」というのは、相手の意図をわかりやすく頭のなかで要約し、簡潔に示したり、具体例を挙げたりして、相手に確認をしてもらうこと

 

「はい」とか「そうなんです」という肯定の答え方をしていくことで、相手はだんだん安心感を抱くようになります。

 

●3つのタブーの聞き方
(1)決めつけや思い込みで聞く
(2)自分に都合よく聞く
(3)儀礼的に聞き流す

 

雑談は、正確さを求められることはそれほどありません。
ただ、きちんとソースを押さえていないと、話の流れによってはしばしば相手から間違いを指摘され、信頼を失ってしまうこともありえます。

 

私自身がどこで雑談のネタを仕入れるかといえば、いちばん重視しているのは「他人から聞く情報」です。
”他人”といっても、研修先や打ち合わせ先などで会う、さまざまな分野のプロの人たちです。

 

どんな人にも「その人が現実の世界でリアルに活動している場」があります。
これは”そこにかかわっていない人”からすれば、「自分が体験していない世界の貴重な生情報」になるわけです。

 

まずは「簡単な要約を毎日欠かさず続ける」ということから、始めてみてください・
(1)毎日起こったことを3行程度で、簡単に要約しよう
(2)読んだ本や観た映画を、簡単に要約しよう
(3)ブログやSNSに要約した内容を公開しよう

 

質問までの手順は、まず内容をメモにまとめて要約し、同時に、自分が感じた疑問点を抜きだしてみます。
そして整理したメモをもとに、なるべく簡潔に質問してください。

 

すぐには実を結ばなかったとしても、雑談の機会を増やしていけば、やがてあなたのコミュニケーション力も上がり、人間関係は自然に広がっていきます。

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【856-1】「か・い・わ」を常に意識する

【856-2】返答に困ったら「ド」の質問を使う

【856-3】1日の行動を3行要約する習慣をつくる

 

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今回のまとめ
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会話を楽しむ自分の姿をイメージしよう!

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】そもそも、何を話せばいいかわからない人のための雑談術
【著者名】櫻井弘
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2016/10/15
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】聞く力を身につけたいときに
【キーワード】雑談話し方人間関係
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 これで誰とでも楽に話せる! スッと打ち解けられる雑談の始め方
第2章 相手がどんどん乗ってくる! みんなに興味をもってもらえるテーマの選び方
第3章 リアクションは言葉でなくても大丈夫! 距離が縮まる聞き方
第4章 こうすれば、自分から話さなくても会話がはずむ! 質問の仕方
第5章 初対面でも仲良くなれるテクニック! ネタの仕入れ方
第6章 会話の悩みがなくなる! 今日からできる! 雑談力トレーニング

 

気になったら、今すぐお手元に!
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櫻井弘さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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