連載第2回:「決める」読書

【「決める」ことこそ読書習慣!】読書習慣の専門家・米山智裕が、【「決める」読書】と名づけて、日頃実践している読書術を連載コンテンツとして発信。あなたがうまく読書習慣を身につける助けになれば嬉しい。

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■第2回のテーマ■
10分間を確保する
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読書する時間を決める
読書習慣を身につけたいのであれば、今すぐ実践してください。

 

前回お伝えした図(こちら)の通り、読書は重要だけど緊急性が低い行動です。
忙しい現代社会では、「緊急性」が低い行動は、自然と後回しになってしまいます。
ましてや、読書はより個人的なものだから、なおさらです。

 

これを回避し、読書習慣を身につけるためにオススメするのが、『読書する時間を決める』というルールを持つことです。
仕事の締め切りと同じ発想です。
この日、この時間までやらなければいけないことに、意識して読書を位置づけるのです。

 

わたしの場合は、朝夕の通勤電車に乗っている時間を読書する時間に決めています。
片道で40分程度を読書にあてることができ、1〜2冊程度の本を毎日読んでいます。

 

その時間にやると決めています。
だから、万が一にも本を忘れて外出でもしようものなら、電車の中で平静を装いつつも、軽いパニックを起こすことあります(笑)。

 

しかし、日常生活のリズムを変えずに、30分以上のまとまった時間をすぐに確保するのは難しいでしょう。
ですから、まずは10分の確保を目標にしてください。
これなら、あなたにもすぐにできるでしょう。

 

・目的もなくスマホをいじっている時間
・ひとりでのんびり過ごすときのランチ時間
・ボーッと眺めているだけのテレビ時間
・就寝前の時間
10分間であれば、すぐに捻出することができます。
もし万が一、「いやそんな時間も…」と思うのであれば、「本当に読書を習慣化したいのか?」と自問することをお勧めします。

 

こうして確保した10分間。
まずは、特に意識することなく、読みたいと思った一冊を開いて10分間読書をしてください。
何ページ進んだとか意識する必要はまったくありません。

 

10分間読書をした(できた)」という事実だけを積み上げてください。
お気に入りのシールなどを手帳に貼って、ポイントが貯まる感覚で楽しむのも有効です。

 

ぜひ、今日から実践していただき、次回の配信までに何個貯めるかゲームしてみてください。
個数を報告していただけると嬉しいです。

 

【本日のまとめ】
(1)1日の中で10分間を確保する
(2)確保した10分間は、ただ読書をする
(3)10分間読書をしたら、シールを手帳の日付欄に貼る

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。
読書習慣の専門家
米山 智裕

 

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photo credit: Busses and Big Ben via photopin (license)

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