【シェア読書:795冊目】限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法(為末大)

【”見えない檻”を壊そう】400mハードルの日本記録保持者・為末大氏が、あなたの可能性をおさえる”限界の正体”を解き明かし、そこから抜け出す方法を提示。「限界」とは何か、どう檻を壊すのかがわかる。

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1分間紹介文
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これは、現実に存在するのでしょうか?
それとも、単なる思い込みなのでしょうか?
『強烈なブレーキ』として作用する”限界”の正体に迫っていく。

 

著者は、為末大さん。
『侍ハードラー』の異名をもつ元プロ陸上選手。
日本では未だに破られていない男子400mハードルの記録保持者。
現在は、スポーツと社会、教育、研究に関する活動を幅広く行っている。

 

本書は、自分の思い込みや社会の常識といった”心のブレーキ”を外し、「変化」を加えることで、自分の眠った才能を発揮していく「限界の枠を超える発想術」を紹介した一冊

 

人間にとって「限界」とは何なのか
今回の本で考えるテーマは、重要ではあるが、非常に抽象的であり、難解。

 

この点を、限界に挑戦しつづけたアスリートという著者の視点から語られていることが、最大の特徴。
なぜなら、さまざまな限界への挑戦の実例が、読み手であるわれわれが、「具体的」に考えることをスムーズにしてくれるからだ。

 

「限界」を知れば、超え方がわかる。

 

B795

 

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本がわかる!15の要約ポイント
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人には「誰かができれば、自分にもできる」と思う心理が働くので、ひとたび記録が破られると、それはもはや限界ではなくなります。

 

「多くの人は、自分の限界の『もっと手前』を、限界だと思い込んでいる」

 

いかなるときも、自分の可能性を信じられる人になること。
考えすぎて、動けなくなる「限界の檻」から脱し、自分の限界を、自分で引き上げて、チャレンジし続けられる人、すぐに行動に移せる人。
それこそが変化の激しい時代に生き残っていける人だと、僕は信じています。

 

●目標が、限界の檻に変わる3つのパターン
(1)目標達成にこだわりすぎる→自分を見失う
(2)目標が遠すぎる→続かない
(3)大きな目標を達成する→燃え尽きる

 

目標を持たず、自分にできる範囲で楽しんでいるかぎり、人は限界の檻に入りにくい。

 

自分らしさにこだわるほど、限界の檻から脱け出せなくなる

 

自分と似ていない人に強く憧れると、自分の短所を埋めているつもりが、長所ごと削り取ってしまう。
誰かに憧れて、結果が出ない努力を続けることを、僕は「憧れの罠」と呼んでいます。

 

アドバイスを求めるときは、「どうしたらいいですか?」と、答えを相手に委ねるのではなく、「自分はこう考えるけれど、どう思いますか?」と、自分の考えについて意見を求めたほうが成長の糧にできると思います。

 

積み重ねが効かなくなってきたなと感じたら、次に必要なのは、自分に、「揺さぶり」をかけることです。

 

限界とは、今いる世界での限界なのです。
自分は、どの世界の、どんなルールだったら戦えるのかに気づいた人ほど、限界の檻から脱出できると思います。

 

習慣とは、習って慣れることです。
慣れるまで続けられれば、たいていのことはできるようになるはずです。

 

ワクワク感は、長期的に興味を持続させるための原動力であり、ワクワクするためには、「why(なぜ)」ではなく、「how(どのようにして)」で考える習慣を持つことが大切です。

 

感情が行動を決めているのではなく、行動が感情を決めている

 

人間は、何かを克服しようと意識するほど克服できなくて、対象から意識が外れた瞬間に、期せずして克服できることがあるものです。

 

限界の檻から抜け出したいなら、全力を尽くすこと

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【795-1】アドバイスを求める時は「自分はこう考えているけど、どう思いますか?」と聞く

 

【795-2】限界を感じたら、「ズラす」視点で考える

 

【795-3】今自分が関わっていることに、全力を尽くしてみる

 

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今回のまとめ
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”限界の檻”はあなたがつくりだす幻想。

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法
【著者名】為末大
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2016/7/27
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】続ける力を身につけたいときに
【キーワード】思考発想力メンタル
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 「限界」とは、可能性を閉じ込める「檻」である
第2章 なぜ人は、「限界」の囚人になるのか
第3章 「檻」の中から脱出する方法(限界突破の方法)
第4章 自分が知らない可能性に気づく無意識コントロールの法

 

気になったら、今すぐお手元に!
b795

 

為末大さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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